最強デッキランキング【2023.2~2023.3】
こんにちは、サイとです。
『東方リキャストリフト』バージョン118の最強デッキランキングを発表します。
ティア表と環境の傾向
環境で勝利を納めるデッキの75%がアグロとOTKになりました。
下の図はデッキタイプ別の勝利数グラフです。
東方リキャストリフトにおいて、相手に覚醒をさせずに勝とうとします。
OTKの弱点はコンボを達成するまでに時間が掛かること。
その弱点を突けるのがアグロです。
コンボが達成されるまでに勝負を決めきります。
ゆえにこの環境はゲームスピードが非常に早いものになりました。
簡単にデッキ解説を行います。
ポイズンブレス系デッキ
【常時】循環
【常時】有毒‐このターン中、このスペルを1度回収しているなら、ターン終了時までこのスペルの《攻撃》はハンドとライフへのダメージは1増加する。
【攻撃HIT時】相手は手札1枚を伏せ札にするか、ライフを1減らすか選んで実行する。
環境の鍵は毒符「ポイズンブレス」です。
ポイズンブレス系デッキはポイズンブレスをフィニッシャーとして運用するOTKデッキです。
プレイング的にミッドレンジという諸説もありますが、1ターンに3点以上を与えて勝とうとする戦術をOTKと定義しているので、勝ち筋のメイン軸がOTKならOTKデッキとしています。
ポイズンブレスが強かった理由は3つあります。
- 【攻撃HIT時】能力でハンデスかバーンを押し付ける能力
- その能力を手札の数だけ行える機会の多さ
- 設置札による攻撃を止める手段の少なさ
このうち2番目の強さはやや壊れ能力です。
現在はRT23に修正されていますが、RT123にしたのは意図しています。
たぶん幽香が出るまで使われない全力札になるだろう、と考えたからです。
ポイブレが強い理由はコストに対するリターンが壊れているから。
メディスンが使われた理由はポイブレが強いから。
私はそのように考えています。
ただ、麻薬的な強さなので、こういう明らかな強化は良くないですね。
ゲームを長く遊んで貰いたいので控えようと思います。
デッキが強いというよりはポイブレが強いので、ポイブレ対策が必須となりました。
しかし、ポイズンブレスに対し、有利を取れるデッキは以下です。
- ピラミッドアグロ
- 必滅バーン
この2つしかポイブレOTKに対し50%を超える勝率を上げていません。
環境として対策が少なすぎるのが課題です。
ただし、五分を取れるデッキもありました。
以下はポイブレデッキに対して勝率50%のデッキです。
- 蓮華掌ビートコントロール
- 無何有浄化OTK
以上4デッキに共通するのは、先制攻撃札を持ち、展開中のポイブレを退かせるメタカードを搭載している点です。
それでは各デッキの対策カードを紹介します。
ピラミッドアグロ、無何有浄化OTK
【常時】このカードは展開できない状態でもキャストできる。
【常時】歴史喰い-このカードを展開できない時、ライフを1減らす代わりに展開中のカード1枚を持ち主の手札にする。このカードを控え札にする。
このカードがポイブレを止めます。
ポイブレは全力札なので手札に戻されると単純に1ターン足踏みになります。
ピラミッドアグロは慧音/鈴仙のデッキです。
なお、歴史喰いを達成していれば、ファーストピラミッドによるバーンが行えるというのがピラミッドアグロの勝ちパターンです。
メディスン相手にあまりバーンは意味がないので、実質的にピラミッドコンボはあまり使われていません。
普通に鈴仙で殴り倒します。
【常時】このカードは展開できない状態でもキャストできる。【キャスト時】あなたが覚醒していないなら、あなたは手札、リキャストゾーン、伏せ札、控え札のカードを持ち主の山札に加えシャッフルする。【キャスト時】再構成しても良い。山札があるなら4枚ドローする。このターンのクリンナップステップをスキップする。【常時】歴史喰い-このカードを展開できない時、ライフを1減らす代わりに相手のライフを1減らす。このカードを控え札にする。
無何有浄化OTKは慧音/妖夢のデッキです。
無何有浄化によって手札を大量に増やすことでポイブレの連続攻撃を耐えきります。
耐えきった先でエフェメラリティ137でポイブレを退かし、妖夢のハンデス攻撃でポイブレを落として時間稼ぎするっていうOTKというよりはコントロール的な立ち回りが必須です。
必滅バーン
【攻撃HIT時】このスペルが先制していたなら、このカードを手札にする。
このカードが連続攻撃を止めます。
ハンドで受ければなんてことないのですが、ハンドの数が大事なポイブレには致命的。
【常時】境界-相手のリキャストゾーンに展開する。【常時】このカードがリキャストゾーンを離れる時、持ち主の控え札にする。【展開中】このスペルを展開中のプレイヤーが《攻撃》する時、割り込んで処理する。その《攻撃》のハンドへのダメージを1軽減するか、自身のライフを1減らす。
このカードも連続攻撃を止めます。
ライフを削ればなんてことないのですが、必滅バーンはその名の通りバーンデッキなので、自傷するのは死地に飛び込むのと同義。
必滅バーンは紫/幽々子のデッキです。
なお、必滅バーンは紫のRT増加能力で相手の控え札を生み出し、亡舞「生者必滅の理」で相手のライフを減らすデッキです。
明確にメタデッキですが、変身フランに対して有利ではないのでティア的には低く見積もっています。
蓮華掌ビートコントロール
【常時】陰陽珠-あなたのライフが2以下ならば、このスペルは先制不可を持つ。【攻撃HIT時】このスペルが先制しているなら、相手の手札すべてを伏せ札にする。
このカードが連続攻撃を止めます。
他にも美鈴の先制攻撃札が連続攻撃に対するメタを取り、手数の多さで勝ちやすいです。
蓮華掌ビートコントロールは美鈴/霊夢のデッキです。
なお、蓮華掌ビートコントロールはきっちり相手のメタにハマっているので、華符「彩光蓮華掌」を決めることができれば勝ちに持っていけます。
ハンド受けの運が悪いと負けてしまう傾向です。
変身フラン
【変身中】あなたがドローステップで引く枚数は1枚になる。【変身中】あなたが山札の再構成をした後、あなたのライフを1減らす。
変身フランは魔理沙/フランのデッキです。
変身することでまったく別のデッキとなり、圧倒的な火力やEXWINで押し切ります。
勝率55%くらいなのでTier1としていますが、もっと対戦数が増えるほど勝率は50%に収束していくと思います。
それだけ運頼りなデッキです。
ポイブレとは対面していません。
なぜなら3見せで魔理沙、フラン、メディスンが選ばれるからです。
環境図
図にすると明瞭ですが、ポイブレデッキはその他多くのデッキに対する圧倒的なメタを誇ります。
必滅バーンはメディスンに対するメタが明確だったので、彗星ポイブレOTKとの対面はありませんでした。
ポイブレ使わずに変身フランの全力札2枚で押し切れるからです。
ポイブレを放っておくのは愚策なので魔理沙が使われる傾向が高い環境でした。
ここには記載しませんが、さまざまな魔理沙デッキが作られています。
結論、魔理沙はみんなの嫁。
デッキ一覧
今回、カード一覧の掲載はありません。
おわり
ということで、最後までご覧いただきありがとうございました。
リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。
引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。
今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。