遊び方
遊び方は簡易的なテキストにまとめてあります。















項目は、見出しごとに折りたたまれているので、タップしてご覧ください。
動画でも同じ解説をご覧いただけます。
リキャストリフトは東方Project二次創作です。
東方Projectは上海アリス幻樂団の著作物で、本作は上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアが共同制作した『東方非想天則』『東方憑依華』を大いにリスペクトしています。
上海アリス幻樂団
黄昏フロンティア
東方projectを知らなくても楽しめるように作っています。
本ゲームで使用するカードは2種類です。

カードの左上に「覚醒」と書かれたものが覚醒札です。
曲名がカード名になっています。

覚醒札はファイター自身を表し、カードの裏面がライフになっています。

カードの上部が丸いものがスペル札です。
スペルカード名がカード名になっています。
覚醒札はゲーム中に1度しか覚醒しません。
覚醒とはファイターが描かれた面を表にすることです。
ライフが3以下の時に覚醒できます。
覚醒札は【覚醒時】能力や【覚醒中】能力を持っています。
【覚醒時】能力はカードを表にした時に発動します。
【覚醒中】能力はコストの支払いや条件の達成で起動できます。
スペルカードはゲーム中に繰り返して使います。
本ゲームでは、スペルカードを使うことを「キャスト」と言います。
スペルカードは「リキャストタイム」を持ち、次に使えるまでの冷却時間が決まっているのです。
リキャストタイムはカードの左上に書かれています。



ギリシャ数字の[Ⅲ][Ⅱ][Ⅰ]は、キャストの処理を終えたカードを置ける場所を示しています。
カードを置く場所を「リキャストゾーン」と言い、リキャストゾーンにカードを置く行為を「展開」と言います。
本ゲームは置く位置をスライドさせることで、リキャストタイムを表現しています。
リキャストタイムが0になったカードは手札に回収されて、再びキャストできるのです。
本ゲームでは東方projectの少女達を「ファイター」と呼びます。
格闘ゲームのカードゲームだからです。
お互いにファイターを2体えらんで、相手に見せます。
相手がどんなスペルカードを使うか戦うまで分かりません。
どんな組み合わせでも構いません。
東方Projectを知っている人なら、推しの組み合わせがあるでしょう。
ファイター選びはあなたの思うがままです。
デッキ枚数は10枚です。
各ファイターは8枚のカードを持ち、2体えらぶので合計16枚あります。
ここから10枚えらんでデッキを構築しましょう。

各ファイターは覚醒札1枚とスペル札7枚を持っています。
デッキは覚醒札1枚とスペル札9枚で構成します。

覚醒札は自分から見て奥の覚醒札置き場に伏せて置き、覚醒可能なライフエリアとなります。
選ばなかった覚醒札は手前の覚醒札置き場に伏せて置き、覚醒できないライフエリアとなります。
スペル札をよく切って山札とし、いざタッグバトル開幕です!
3つのフェイズからなる1ターンを交互に繰り返します。
ドロー&リフトフェイズ
ドローステップ:2ドローする。
リフトステップ:展開中のカードをすべてリフトする。
メインフェイズ
ターンプレイヤーは「通常行動」か「全力行動」のどちらかを行えます。
「通常行動」
以下の4つを好きな順番、組み合わせで行えます。
・キャストする。
・手札1枚を伏せ札にし、展開中のカード1枚をリフトする。
・覚醒札を覚醒する。(ライフが3以下の時)
・覚醒札の【覚醒中】能力を起動する。
「全力行動」
1回だけ全力札をキャストする。
リフレッシュ&クリンナップフェイズ
リフレッシュステップ:任意で山札の再構成を行なう。このステップで再構成を行ったなら、展開中のカードすべてをリフトする。
クリンナップステップ:手札が2枚より多いなら、2枚になるよう伏せ札にする。
すべてのフェイズが終了したら、ターンを終了し、相手のターン開始です。
カードは置き場所が決まっています。
リキャストリフトは専用のボードがなくても遊べるようにデザインされています。
覚醒札

2枚の伏せた覚醒札を中心にゲームボードが出来上がります。
紙で遊ぶ場合でもカード+ライフストーン1枚で遊べます。
山札

山札はスペル札をまとめて置く場所です。
ゲーム開始時にこの場所に9枚のカードが置かれている状態にしましょう。
手札
手札の領域はボードには存在しません。
ユドナリウム上では最も手前側に置き、相手に枚数が見えるようにしましょう。
キャストゾーン

キャストゾーンは手札からスペル札を使う時、一時的に置く場所です。
ここにカードを置くことを「キャスト」と言います。
リキャストゾーン

リキャストゾーンはキャストの処理を終えたスペル札が次に置かれる場所です。
ここにカードを置くことを「展開」と言います。
置き場所が6つある通り、リキャストゾーンは6枚までカードを置くことができます。
ファイターが描かれた面を表に置いてください。
伏せ札

伏せ札は「ハンドで受ける」や「通常行動でリフトする」時に、手札のスペル札が置かれる場所です。
相手に情報を隠して置くので、裏向きで置かれます。
控え札

控え札は「控え札にする」というテキストでスペル札が置かれる場所です。
ファイターが描かれた面を表に置いてください。
本ゲームはキャストによって相手プレイヤーに選択を与えます。
自分のターンより相手のターン中の方が、考えることが多いです。
まずは全体像を掴んでいただくために、ざっくりと処理の流れを説明します。
1.【キャスト時】の処理
2.《攻撃》の処理
3.相手の先制タイミング→先制したカードを1から処理
4.相手のダメージ解決
5.展開の処理
かならずこの順番で処理してください。
カードテキストによる《攻撃》も以上の順番での処理になります。
1~5の処理については次の項目で確認してください。
本ゲームは4つの原則があります。
1.カードテキストはルールに優先する
2.「できない」は「できる」に優先する
3.カードテキストの処理が終わるまで、割り込んで処理しない限り、別のカードテキストの処理を行わない
4.処理を待つカードの処理順はターンプレイヤーが好きに決める
5.処理を待つカードのカードテキストは、ターンプレイヤーが処理をすると宣言した時に初めて処理が開始される
カードテキストで矛盾が発生する時や処理順はこちらの原則に従ってください。
例えば「控え札にする」等の効果で、処理を待つ誘発札が【展開中】ではない状態になった時、【展開中】能力は処理されないということです。
運営は矛盾が起きやすいカードは遊びやすさ向上のために修正を行います。
キャストとはスペル札を手札からキャストゾーンに置くことを言います。
スペル札のリキャストタイムは、キャスト後に展開できるリキャストゾーンを示しています。
キャストする時、そのスペル札が展開できるリキャストゾーンに空きがあればキャストできます。
キャストをしたら【キャスト時】能力を処理します。
【キャスト時】能力を2つ持つスペル札は、1つ目の【キャスト時】能力を処理した後、2つ目の【キャスト時】能力を処理します。

たとえば、彗星「ブレイジングスター」なら、1つ目の【キャスト時】能力で手札を伏せ札にするか選びます。
もしここで手札すべてを伏せ札にしていたなら、2つ目の【キャスト時】能力で八卦炉の条件を満たします。
行動札は【キャスト時】能力のみ持ったスペル札です。
そのため、【キャスト時】の記述を省略しています。
【キャスト時】能力の処理の後、次の処理に移ります。
攻撃札の場合は、《攻撃》の処理を行います。
行動札の場合は、展開の処理を行います。
設置札の場合は、展開の処理を行います。
誘発札の場合は、展開の処理を行います。
本ゲームの勝利方法は相手のライフを0にすることです。
そのために《攻撃》を行います。
《攻撃》の処理
《攻撃》は攻撃札の攻撃力やテキストの攻撃力を参照します。
左が「ハンド」へのダメージです。
右が「ライフ」へのダメージです。
攻撃力の「ー」はバーと読みます。
攻撃力は「0」より下になることはありません。
《攻撃》に対し、相手プレイヤーは先制できます。
それが「相手の先制タイミング」です。
先制札をキャストしたり、覚醒札の先制を持つ【覚醒時】能力や【覚醒中】能力を起動できます。
キャストした先制札は相手のキャストしたカードの上に重ねて置きます。
重ねたカードの上から順番に処理を行います。
先制札が《攻撃》を行っているなら、それに対し先制できます。
時には連続して先制札をキャストし合う状況もあるでしょう。
カードにはキャストできるタイミングが3種類あります。
通常札、先制札、全力札です。
それぞれカードの上部にその名前が記されています。
通常札は自分のターンの「通常行動」としてキャストできます。
先制札は通常札のタイミングだけでなく、「相手の先制タイミング」でキャストできます。
全力札は自分のターンの「全力行動」としてキャストできます。
全力行動では全力札を1回だけキャストします。
つまり、全力札は本ゲームにおける切り札にあたるのです。
「全力行動」ではメインフェイズに「通常行動」を行えません。
「相手の先制タイミング」で先制することは含まないので、全力札の《攻撃》に対し、《攻撃》を先制された場合、あなたは先制することができます。
《攻撃》の処理で、ハンドとライフへのダメージを確認しました。
その後、相手の先制タイミングでダメージ数は変化しているかもしれません。
それらの処理がすべて終わったなら、《攻撃》されたプレイヤーはダメージ解決を行います。
ダメージは、ハンドかライフのどちらかで受けなければなりません。
《攻撃》されたプレイヤーは、どちらで受けるかを選ぶことができるのです。
ただし、どちらかの攻撃力が「ー」である時は、選べません。
「ハンドで受ける」は格闘ゲームのガードを想像してください。
手札をダメージの数だけ伏せ札にします。
しかし、手札がダメージの数だけ持っていない時は、ライフで受けるしかないのです。
「ライフで受ける」は格闘ゲームのHITを想像してください。
本ゲームでは、《攻撃》によってライフが減ることを「HIT」と言います。
ダメージの数だけライフを減らしましょう。
しかし、本作は『東方非想天則』の二次創作ゲームです。
ファイターは《攻撃》をライフで受けた時、グレイズすることができます。
それが「グレイズチェック」です。
「グレイズチェック」は「ライフで受ける」を宣言した時、山札からダメージの数だけドローします。
このドローしたカードが「グレイズ」を持つカードだったなら、公開しましょう。
《攻撃》はHITしません。ダメージ数が2や3であろうと、1ダメージもHITしません。
公開したカードは手札に加え、ダメージ解決を終えます。
キャストしたカードの処理の最後は、カードをリキャストゾーンに置くことです。
これを「展開」と言います。
リキャストタイムに従って置きましょう。
カード左上にリキャストタイムが書いてあります。
例えばリキャストタイム[Ⅲ][Ⅱ]と書いてあれば、リキャストゾーン[Ⅲ]か[Ⅱ]に置けます。
置く場所はターンプレイヤーの自由です。
リキャストゾーンに置いたカードはすべて「展開中のカード」となります。
【展開中】能力はリキャストゾーン[Ⅲ][Ⅱ][Ⅰ][0]にある間、能力を発揮し続けます。
リキャストゾーンは手前が[Ⅲ]です。
[Ⅲ]より手前には置けません。
もしもリキャストタイムが増加し、[Ⅲ]より手前に置くことになったら、そのカードは控え札になります。
リキャストゾーンの奥が[Ⅰ」です。
ただし、その奥に[0]があります。
通常、リキャストゾーン[0]は置くことができない場所です。
それぞれのリキャストタイムごとに2枚まで展開できます。
展開できる場所があるなら、必ず展開してください。
ただし、展開できる場所がない時のみ、ライフに1ダメージを受けてそのカードを控え札にします。
これはキャストの処理が終わるまでに、1人のプレイヤーが2枚以上のカードをキャストした際に起こりうる例外的な処理です。
展開中のカードは、再びキャストするまでの冷却期間と言えます。
本ゲームは冷却期間を短くしたり、冷却期間を終えたカードを再びキャストしたりすることがとても重要です。
リキャストゾーンにあるカードは必ずリキャストタイムが割り振られています。
リキャストタイムは[Ⅲ][Ⅱ][Ⅰ]のいずれかです。
このリキャストタイムが[0]になると、そのカードは手札に戻ってきます。
リキャストタイムが1減ることを「リフト」と言います。
複数のカードをリフトする時は、同時に処理します。
リフトしようとする時、リキャストゾーンに空きがない時はリフトできません。
リキャストゾーン[Ⅰ]に展開したカードがリフトした時、そのカードはリキャストゾーン[0]に置かれます。
リキャストゾーン[0]に置いたカードは、【回収時】能力を解決し、手札にします。
【回収時】能力で控え札になる場合は手札にしません。
複数のカードを回収する時は、1枚ずつ好きに選んで処理します。
リキャストゾーン[0]にある間も【展開中】能力は発揮され続けるので注意してください。
本ゲームは何度も山札の再構成をします。
山札からカードを引こうとした時、山札がない時はかならず再構成を行います。
山札の再構成とは、伏せ札と控え札のカードを山札と合わせてよく切って新たな山札とすることです。
山札の再構成をしてもペナルティはありません。
ただし、リフレッシュステップで山札の再構成をした時は、山札の再構成の後、あなたが展開中のカードすべてをリフトします。
基本的にはメリットですが、デッキによってはデメリットにもなります。
山札の再構成を行えるのは、伏せ札か控え札が1枚でもある時です。
どちらも1枚もない時は山札の再構成を行えません。
山札を引こうとした時、山札も伏せ札も控え札もない時、引くことはできません。
グレイズチェックでも同様に処理されるので、山札・伏せ札・控え札も無い状態の場合はグレイズチェックを行わずにライフにダメージがHITします。
リフレッシュ&クリンナップフェイズは、リフレッシュステップが先です。
手札整理はメインフェイズで行っておきましょう。
ファイター選択で選んだ1体があなたの操作キャラとなります。
選ばなかった方はサポートをしていると想像してほしいです。
選んだファイターは覚醒札として、テーブルの中心に置かれ、然るべき時まで力を温存しています。
あなたのライフが半分(3以下)になった時、彼女は覚醒するのです。
「覚醒」はライフ3以下の時、ライフカードを裏返すことを言います。
一部のカードは「相手の先制タイミング」で覚醒できます。
【覚醒時】能力や【覚醒中】能力を持っています。
【覚醒時】能力は覚醒(裏返した)時に能力を発揮します。
ゲーム中1度きりしか使えないので、使い所を見極めましょう。
【覚醒中】能力は覚醒した(裏返した)後、いつでも使える能力です。
ターン中1回制限やカード1枚を伏せ札にする等の条件があります。
【覚醒中】能力を使うことを「起動」と言います。
デッキ構築で覚醒札は秘密裏に選びます。
実際に覚醒するまで、どちらが覚醒するのか分かりません。
また、覚醒札のカード名は曲名が正式名です。
覚醒した時にその曲が流れるイメージなので、盛り上がりたい時は各自で音楽を用意しましょう。
東方リキャストリフトは、現在オンラインで運営中です。
ブラウザ上で対戦できます。
使用ツールは2つです。
・ユドナリウム
・Discord
ユドナリウムはTK氏が開発したWebRTC(SkyWay)で通信するオンセツールです。
Discordはチャット・音声通話ツールです。
いずれも無料です。
推奨環境は以下です。
・PC
・ブラウザ|Google Chrome、Opera
・その他|マイク(スマホ可)
公式Discordサーバーでは、対戦マッチング、カードデータ受け取り、大会のエントリーが行えます。
ご入室には「名前」「在住地方」「年齢(年代でも可)」「一言」が必要です。
地方と年齢はイベント開催の参考にします。
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