霧雨魔理沙の特徴とカード解説
原作では
「弾幕はパワーだぜ」
霧雨魔理沙(きりさめまりさ)は博麗霊夢と並ぶ東方Projectの主人公です。魔法の森にある霧雨魔法店で一人暮らしをしている魔法使いの少女です。
魔法を使う程度の能力を持ち、魔法の箒とミニ八卦炉を使いこなします。これらを使いこなせるのも努力の賜物。彼女は力に執着し、力を誇示する自信家です。ただ、負けず嫌いが過ぎて、負け惜しみから悪戯するなど子供っぽい側面もあります。
異変解決においては頭脳で解決することも多くありました(特に漫画版)。彼女のひたむきな向上心が魔法の火力を高めるのです。最たる例がレーザー攻撃でしょう。ただし、彼女は幻想郷では相対的に常人寄りです。
立ち回り
使いやすさ:★★★★☆
初期8ファイターの中で最強の火力を誇りますが、安定感はありません。運次第で盤面をひっくり返せるので、初心者でも使いやすいファイターです。
魔法を使う程度の能力
リキャストリフトにおける霧雨魔理沙は、マジックアイテムを自在に使います。火力や防御、ドローに妨害、なんでも可能です。
その時々で必要な方法を選びながら戦えます。
また、攻撃力の平均値はリキャストリフトで最高クラスです。
八卦炉
あなたの手札が0枚なら、いくつかのカードが強化される。
霧雨魔理沙の八卦炉は魔力を燃料とする万能の火炉です。手札を0枚にすれば両手が空いて八卦炉を使う準備が整います。いずれも【キャスト時】能力なので相手に妨害されません。自力で手札を0枚にする能力を併せ持つカードもあり、そこまで頭を使わないので使いやすい能力です。
恋色マスタースパーク
【覚醒時】『3/2』の《攻撃》を行う。
「マジックミサイル」通常行動で起動できる。あなたは手札1枚を伏せ札にする。そうしたなら『1/1』の《攻撃》を行う。
リーサルを狙って覚醒する
【覚醒時】能力で行う『3/2』の《攻撃》は非常に強力。しかし、下手に撃ち込むとグレイズされたり、ハンドで受け切られたり、中途半端な結果になりやすい。反撃されないためにもきっちり決着をつけよう。
相手の手札が0枚の時に覚醒する
強力な《攻撃》はリスクが伴う。相手の手札が0枚の時に覚醒すれば、グレイズされて相手の手札が2枚になっても、その後の【覚醒時】能力である「マジックミサイル」でその2枚を落とせるかもしれない。
「マジックミサイル」を過信しない
手札の数だけ「マジックミサイル」を撃てる。しかし、『1/1』と貧弱。2回《攻撃》してライフに1ダメージが関の山だ。足りない打点を補ったり、手札の調整に使う程度で考えておこう。
魔符「スターダストレヴァリエ」
(構築制限)グレイズを持つカードはデッキに1枚まで。
グレイズ-ダメージチェックでこのカードを引いたなら公開してもよい。そうしたならばライフへの攻撃はHITしない。
スペル札として運用しやすい
魔理沙にとってこのカードは最も使いやすい一枚だ。ゲームの序盤はスペル札として運用し、中盤以降はグレイズ札として利用する運用もできる。
グレイズ札は山札に戻す
グレイズ札は手札やリキャストゾーンに残すべきではない。グレイズする可能性が0になる。キチンとグレイズ札を山札に戻すようにしよう。
魔砲「ファイナルスパーク」
【キャスト時】八卦炉-あなたの手札が0枚ならば、このスペルのハンドとライフへのダメージを1増加する。
【攻撃HIT時】相手の手札すべてを伏せ札にする。
【攻撃後】メインフェイズを終了する。
あからさまに強い【攻撃HIT時】能力
リキャストリフトの大前提はライフへのダメージを受けると手札が増え、逆転しやすくなることだ。しかし、このカードは逆転の可能性を潰す。ファイナルなので【攻撃後】能力でメインフェイズは終了してしまうが、それでも充分な強さだ。
八卦炉は相手の山札を見て使う
手札が0枚だと自動で八卦炉が起動し、この攻撃札は『3/2』となる。必然的にグレイズされやすくなるので、相手の山札が5枚以上の時に撃ち込もう。グレイズされると大ピンチだ。
恋符「マスタースパーク」
【キャスト時】八卦炉-あなたの手札が0枚ならば、このカードのリキャストタイムは[Ⅰ][Ⅱ][Ⅲ]になる。【攻撃HIT時】山札があるなら1枚ドローする。
霧雨魔理沙を代表するスペルカード
魔理沙の代名詞。パワーを象徴する一枚だが、魔理沙のレーザー系スペルカードの中では下から二番目の強さ。
リキャストタイム[Ⅰ]と[Ⅲ]を空けて使う
【キャスト時】効果でリキャストタイムが変わるので、リキャストタイム[Ⅲ]に空きがないとキャストできない。【キャスト時】効果を存分に使うならリキャストタイム[Ⅰ]も空けておくのがベストだ。
八卦炉は相手の手札が0枚の時に使う
【攻撃HIT時】能力で1ドローするので、相手に《攻撃》を通せる状態を作ろう。理想的なムーヴは、1ドローしたカードを伏せ札にしてこのカードをリフトし回収、これを再び繰り返すことだ。1ドローなので途中で手を変えて、別のカードをキャストしても良い。
黒魔「イベントホライズン」
【展開中】相手のターン開始時、あなたは山札があるなら1枚ドローする。
【回収時】このカードを捨て札にする。
魔理沙風の結界
イベントホライズンとはブラックホールに近づいて光すら脱出できなくなる領域との境界で、ブラックホールに落ちる物体は時間の進み方が遅くなるため、外から見ると止まって見える地点のこと。ゆえに、ある点より近づくことも離れることもできなくなる。
このカードが展開されている間、魔理沙は手札を1枚増やして相手ターンになるため先制札への連携がしやすい。
グレイズ札との相性が良くない
グレイズ札を引く場合が多いので、グレイズ札が必要になるゲーム終盤は使用を控えよう。ゲーム序盤、中盤で本領発揮するカードだ。
グレイズ札を入れないデッキなら相手を牽制する有効な一枚となる。
儀符「オーレリーズサン」
【常時】全力攻撃には先制できない。【キャスト時】あなたは手札を好きな数だけ伏せ札にする。【キャスト時】このスペルが先制した時、八卦炉‐あなたの手札が0枚ならば、先制した《攻撃》を打ち消す。そうしたなら山札があるなら1枚ドローする。(打ち消すとは攻撃を行わないこと)
東方旧作から存在する最古の技
太陽系の惑星を模した球体を放つ技だったが、後の『東方萃夢想』では自身の周囲に小さな惑星を浮かべて、追加入力で球を発射したりレーザーを撃ったりする技になった。なお、八卦炉は使ってないが、何かを準備してアクションを起こすという部分では同じ。
全力でない《攻撃》なら何でも打ち消せる
自力で八卦炉を起動し、相手の全力でない《攻撃》を打ち消すスペル札。軽減ではなく打ち消しなので、『ー/1』などの《攻撃》も打ち消せる。使うタイミングは見極めよう。
魔符「イリュージョンスター」
【キャスト時】このスペルが先制した時、山札があるなら1枚ドローする。【展開中】あなたがライフにダメージを受けた時、このカードを手札にする。【回収時】『1/ー』の《攻撃》を行う。【回収時】このカードを捨て札にする。
キャスト後はライフで受ける
テクニカルな先制札。単に1ドローしかできないが、このカードはライフにダメージを受けた時に手札に戻るので、次の《攻撃》を受ける時は手札が1枚増えた状態だ。相手を幻影に攻撃した錯覚に陥れる。
『1/-』の《攻撃》で相手の守りを弱める
魔理沙の攻撃札はどれも『2/1』なので、相手の手札が1枚だと嬉しい。そのためこのカードは事前に相手の手札を1枚にする。リキャストタイム[Ⅰ]に展開しよう。
彗星「ブレイジングスター」
【キャスト時】あなたは手札すべてを伏せ札にする。【キャスト時】八卦炉-あなたの手札が0枚ならば、相手のリキャストゾーンにあるカードすべてを控え札にする。相手は山札の再構成を行う。
運任せな攻撃
ライフへのダメージが3もあるので、相手の山札が6枚でもHITする確率は50%だ。それでも多少は確率を上げるために八卦炉を使おう。
リーサル狙いで撃つ
相手のライフが4以上の時に撃つと、確実に反撃される。相手のライフが3の時にこのカードが手札にあるなら積極的に撃とう。