Vtuberグランプリ|運営レポート

こんにちは、サイとです。
今回はVtuberオンリーで開催したイベントの運営およびプレイヤーを体験しました。

開催日は2022年2月25日(金)21:00~0:30です。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます!
楽しかったです。

参加者

今回は私を含めた8名のVtuberが参加しました。
(お名前のリンクはTwitterへ飛びます)(五十音順)

mak

秋丸紫希

如何屋サイと

詩ノ月空茉

氷雨サメ子

矢切恭平

夢オチ

ゆめみがち

今回のルール

三体二選のBO1(サイド無し)

スイスドロー式トーナメント戦

ファイターの使用率

使用率トップは咲夜、レミリア、魔理沙でした。

大会結果

優勝は 夢オチ さんでした。

Vtuberグランプリの特賞として、ご指定のキャラクターを特製プレイマット化します。
プレイマット化するイラストをいただき次第、アップデートに合わせて追加するのでお楽しみにお待ち下さい。

対戦カード

勝利デッキが左です。
リンク先はデッキレシピです。(リンクが無いものは後ほどデッキレシピを更新します)

1戦目

A卓 アグロ妖夢(妖夢/紫) VS 不夜城レミリア(咲夜/レミリア)
B卓 不夜城レミリア(霊夢/レミリア) VS コントロールフラン(魔理沙/フラン)
C卓 不夜城レミリア(咲夜/レミリア) VS 変身フラン(魔理沙/フラン)
D卓 男投げOTK(萃香/鈴仙) VS 従者アグロ(咲夜/妖夢)

2戦目(A卓とC卓が1戦目の勝者同士)

A卓 必滅バーン(幽々子/紫) VS 不夜城レミリア(霊夢/レミリア)
B卓 アグロ魔理沙(魔理沙/パチュリー) VS コントロール紫(霊夢/紫)
C卓 コンボアリス(アリス/鈴仙) VS 氷結チルノ(咲夜/チルノ)
D卓 従者アグロ(咲夜/妖夢) VS 変身フラン(魔理沙/フラン)

3戦目(A卓が2戦目の勝者同士)

A卓 必滅バーン(幽々子/紫) VS コンボアリス(アリス/鈴仙)
B卓 開催時間の都合で試合中止
C卓 不夜城レミリア(霊夢/レミリア) VS 変身フラン(魔理沙/フラン)
D卓 不夜城レミリア(咲夜/レミリア) VS 従者アグロ(咲夜/妖夢)

解説

今大会において使用率ナンバーワンの「不夜城レミリア」は2022.1.31更新の最強デッキランキングにおいてTeir1のデッキとなります。また、2022.2.20開催のBO3戦でも優勝デッキでした。(BO3戦は私が優勝しました)
しかし、Vtuberグランプリの優勝デッキは必滅バーンです。

不夜城レミリアも必滅バーンもコントロール寄りのコンボデッキで、大ダメージを抑えながらダメージレースで勝利する戦略を取ります。
これらのデッキに有利なのはダメージレースに優れるアグロデッキです。

ではアグロデッキに目を向けると、アグロ魔理沙、アグロ妖夢、従者アグロ、氷結チルノがあります。
ただし、男投げOTKやコンボアリスと言ったOTKデッキに敗北という戦績です。

必滅バーンの弱点となるアグロがOTKによって一掃され、勝ち残りやすいマッチだったことも今回の優勝デッキとなった一因だと思います。

では、必滅バーンと不夜城レミリアのコントロール同士の戦いですが、これは必滅バーンに軍配が上がります。
なぜなら、必滅バーンは展開する相手に強いからです。

コントロールが全盛となった現環境において必滅バーンが勝つのは当然と言えば当然だったのかもしれません。
それらの環境を読み、最適解となるデッキを導き出した夢オチさんに拍手を。

また、製作者的に嬉しかったのは変身フランが使われていたことです。
新たなデッキを開拓されたゆめみがちさん、ありがとうございます。

ジャッジ

今回、急遽ジャッジを一般プレイヤーのRivarzalさんと磯辺揚げ天神さんにお願いしました。お二人は過去大会で優勝経験もあり、カードルールに詳しい人物です。
大会30分前に呼び出したのにも関わらず最善の行動をしてくれて助かりました。ありがとうございます。

この大会中でジャッジが必要になる場面が多大にありました。
概ねルール把握のため、テキストの裁定のためです。
ゲームに支障をきたすようなジャッジミスは無かったように思います。

一方で人手不足からくる状況把握の不完全さが目立ちました。
明らかなルール上の間違いを看過する事態が発生し、状況を巻き戻す機会がありました。
できれば1卓につき1ジャッジ付く形式が望ましいです。

また、ユドナリウムの読み込みが遅く、準備に時間が掛かってしまいました。
これに関しては私一人でZIPデータの読み込みを行ったことが大きな原因です。

ジャッジの判断に誤りは無かったと思います。
それ以前の環境的な部分での問題が露見しました。
これらは次回のイベントで改善すべき課題とします。

起きたこと

起きたことを要約します。

  • 人を集めるのに時間が掛かった
  • 時間が掛かった分、告知も遅くなった
  • 大会前日までの練習会は充実していた
  • 開催直前の段取りで人手不足問題に気づけなかった
  • 大会当日にジャッジをいきなり頼んでしまった
  • 4卓2ジャッジは少なかった
  • 自分自身も大会に参加したことで参加者のノリが分かった
  • スイスドローは盛り上がりに欠けるが、調整しやすかった
  • 一人3戦のところ、時間の都合で2戦で終わった人がいた
  • タイムスケジュールは20分遅れになった
  • 対戦待ちで30分あったが、雑談で切り抜けた
  • リスナー数は振るわなかった
  • このイベントで公式Discordへ入室した人は未だ0人

という感じでした。

課題

いくつか課題はあります。
時間と人員を確保すれば解決する問題が大半です。

また、ルールサマリーの不備も発見しました。
それは次のアップデートで修正します。

課題に優先順位を付けるとしたらこうです。

  1. Twitterで拡散しやすい状況を長い期間でつくる
  2. 練習会配信のスケジュール管理も行い、広報を行う
  3. 余裕を持った当日の予定をつくる

私自身がVtuberというのもあり、一番の課題は大会の観戦者を増やすことだと思います。
そのためには告知と拡散が必要です。

極端に言えば、大会日程を1日にしぼって一気に3戦やる必要はありません。
例えば野球のペナントレースのようにシーズン中の勝利数で首位を決める形でも良いでしょう。
ただ、これだとスケジュール管理が大変ですし、環境変化の影響も受けてしまいます。

それでも、東方リキャストリフトは全カードを資産格差なく使えるゲームなので、Vtuber自身のプレイヤースキルや推しキャラをアピールできるイベントとして、今後もVtuberオンリーの大会は開催したいと考えています。

また、観戦者を増やすには配信者がリスナーの方を向いて話す時間が必要です。
でも、本大会はタイトなスケジュールで、そうした余裕がありませんでした。
そのあたりを配慮できなかった点は誠に申し訳なく思い、次の課題として受け入れます。

そういうわけで1日で一気に3戦やる大会はこれが最初で最後になるかもしれません。
次回は違う形になる可能性はありますが、何卒よろしくお願いします。

感想

みなさんが私の作ったゲームを遊んでくれてたのしかったです。

次回

年内5月頃に開催予定です。お楽しみに!

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