【2025.10.31】バージョン211-2に更新します

こんにちは、サイとです。
2025年10月31日にバージョン211-2に更新します。

使われていないファイターを使いやすくするための調整です。

要約

  • 強化するのは美鈴、メディスン、幽香、雛、燐、さとり
  • ナーフするのは妹紅

強化の背景

プレイヤー考案を含まず、Tierマップ上でA帯デッキが1個以下のファイターを強化します。
B帯デッキはどうしても選択肢にならないので、A帯デッキが1つだけのファイターは相方が確定しているのと同義でした。

そこで別の相方との相性を高める方向で調整しています。
では、各ファイターの弱点と調整方針について解説しましょう。

紅美鈴

美鈴の弱点は気合が溜まらないことです。
ゲームスピードが早いため、ハンド受けして、気合が溜まったら反撃……、というような動きが思うように出来なくなってきました。

そこで、気合を溜めずに先制攻撃のサポートに徹する調整をしました。
先制攻撃札を持つファイターとの相性を高めています。

メディスン

メディスンの弱点は決め手に欠けることです。
v100台環境でポイズンブレスが暴れた反動で弱くしすぎていました。

つまり、ポイズンブレスが帰ってきます。
もちろんそのままの強さではありませんが、循環能力を生かした強さです。
設置札をリフトするファイターとの相性を高めています。

幽香

幽香の弱点は設置札を展開するのが遅いことです。
幻想「花鳥風月、嘯風弄月」で引いて一気に置く以外に手がありません。

必要なのはドロー能力です。
アリスも引きが弱いファイターなので、アリスと合わせると良いかもしれません。

雛の弱点は設置札をストッパーとして使いたいのに、それが引けないことです。
展開しなければまったく脅威になりません。

今回の調整は設置札をストッパーにしやすくし、延命措置をしただけです。
初速が早いファイターと組むのが良いでしょう。

燐の弱点は攻撃が見え見えで対策されることです。
逆に言えば対策のために手数を消費させていることになります。

ならば時間を掛けて最強の一撃をぶち込めば良いのです。
火力をチャージできるファイターと組むのが良いでしょう。

さとり

さとりの弱点は手札公開しないと何も始まらない点です。
スペル札は相方頼りな付与能力なため、自身で相手に手札公開を強制できません。

シンプルに手札公開を強制させます。
手札公開ができるファイターと相性を高めています。

ナーフの背景

妹紅のナーフはメディスンとの組み合わせです。
10月1日に発表したTierマップではS帯としていますが、さらに積み重ねた対戦記録からSS帯としました。

SS帯とした理由ですが、現状のS帯デッキではパチュマリミッドレンジを除いて、ほかの全てに有利だったからです。

妹紅メディスンで最も問題視されたのが、妹紅の自傷にメディスンの有毒が誘発し、自ターン中にハンデスを行えるコンボです。
このコンボでは、先攻1ターンで最大6打点+(ハンデス1×6)が行えます。
攻撃の合間に6度に分けてハンデス1を放つので、相手は妹紅の不死「凱風快晴飛翔脚」に対抗する手段を持てません。
よって、不死「凱風快晴飛翔脚」をナーフすることにしました。

と言っても、自傷して設置札を戻す動き事態は輝夜とのシナジーにもなっています。
そこで循環とのシナジーのみ無くすことにしました。

カード変更一覧

変更前
気符「猛虎内剄」
先制・行動・23
【キャスト時】1枚ドローする。
【キャスト時】先制した《攻撃》に対し、鉄壁を持つ。
変更後
気符「猛虎内剄」
先制・行動・23
【キャスト時】1枚ドローする。
気合‐さらに1枚ドローし、このカードを控え札にする。
【キャスト時】先制した《攻撃》に対し、鉄壁を持つ。
運営コメント
元から強い1枚ですが、気合があれば+1枚ドローして、盤面に余裕も作ります。そして、気合が減りません。自ターン中に使うも良し、相手ターン中に使うも良しです。美鈴軸で行くなら気合を溜めるための一枚、サポート軸で行くなら手札を増やすための一枚として使えます。
変更前
「番人してるだけの普通の人よ」
通常・誘発・123
【展開中、相手ターン中】あなたの攻撃に誘発[あなたが展開中の先制攻撃札1枚を手札にする]、
この効果はターン中1回しか解決されない。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
「番人してるだけの普通の人よ」
通常・誘発・123
【展開中、相手ターン中】あなたの攻撃に誘発[あなたが展開中の先制攻撃札1枚を手札にする]
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
ターン1効果が無くなります。先制攻撃が2枚あればワンツーパンチを何度でも行えるので、美鈴より強い先制攻撃を持つファイターと組み合わせましょう。サポート軸としての価値を高める一枚です。
変更前
不死「凱風快晴飛翔脚」
通常・攻撃・2/1・123
【攻撃後】引ける山札があるなら、自身に『先制不可、ー/1』の《攻撃》を行う。
変更後
不死「凱風快晴飛翔脚」
通常・攻撃・2/1・123
【攻撃後】引ける山札があるなら、自身に『先制不可、ー/1』の《攻撃》を行う。
このダメージで循環は誘発しない。
運営コメント
循環のみ誘発しません。設置は誘発します。この調整は循環サイクルとのシナジーを無くす下方修正(ナーフ)です。ゲーム環境を適正化するための措置となりますことご容赦ください。
変更前
毒符「ポイズンブレス」
全力・設置・-/3・3(循環)
【常時】循環、先制不可
【展開中】有毒‐相手のライフを1減らす。
変更後
毒符「ポイズンブレス」
全力・設置・
3/1・123(循環)
【常時】循環、先制不可
【展開中】有毒‐相手のライフを1減らす。
運営コメント
リキャストタイムが123になり、3/1を連打します。ハンデスは付いていませんが、あのポイブレOTKが帰ってきました。
変更前
花符「幻想郷の開花」
通常・行動・123
【キャスト時】手札から全力でない設置札2枚まで公開し、RTに従って置く。
【キャスト時】上記の効果が解決されなかった時、メイン終了。さらに、自6枚リフト。
変更後
花符「幻想郷の開花」
通常・行動・123
【キャスト時】手札から全力でない設置札2枚まで公開し、RTに従って置く。
その後、X枚ドローしても良い。Xはこの効果で置いたカードの枚数に等しい。
【キャスト時】
上記の効果で、1枚もカードを置かなかった時、メイン終了。さらに、自6枚リフト。
運営コメント
設置札を手札から置いたら、置いた分だけドローできるようになりました。2つ目の【キャスト時】能力が対象とするのは置いたカードの枚数です。ドローはしても良いし、しなくても良いので、戦況に合わせて立ち回りましょう。
変更前
創符「流刑人形」
全力・設置・3
【常時】このカードはカードの効果ではリキャストゾーンを離れない。
【展開中】不幸‐このカードをリフトしても良い。
【回収時】相手ターン中なら相手のライフを2減らす。自ターン中なら山札を再構成して3枚ドローする。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
創符「流刑人形」
全力・設置・
123
【常時】不幸、トリガー[このカードをRTに従って置く]
【常時】このカードはカードの効果ではリキャストゾーンを離れない。
【展開中】不幸‐このカードをリフトしても良い。
【回収時】相手ターン中なら相手のライフを2減らす。自ターン中なら山札を再構成して3枚ドローする。
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
RT123になり、不幸でもトリガーでも着地するようになりました。不幸のタイミングは、天運で判定した時です。天運でこのカードがめくられたら、不幸が達成されて着地します。ストッパー的な能力ではありますが、覚醒圏内に入れてしまう可能性もあるので、これもまた運試しかもしれません。
変更前
贖罪「旧地獄の針山」
先制・行動・3
【キャスト時】相手が選択[このカードを公開したまま持ち主の手札にするor先制された《攻撃》を打ち消す]
【手札で公開中】火車‐攻撃付与[ハンドダメージ増加3]
変更後
贖罪「旧地獄の針山」
先制・行動・3
【キャスト時】相手が選択[このカードを公開したまま持ち主の手札にするor先制された《攻撃》を打ち消す]
【手札で公開中】火車‐攻撃付与[
ハンドとライフのダメージ増加1
運営コメント
ライフダメージが増加することで、打点が高まりました。燐はハンドダメージ増加はすでに得意なので、このカードの役割を変えた形となります。
変更前
「パーフェクトマインドコントロール」
全力・誘発・123
【展開中、自ターン中】あなたは相手の手札で公開中のカードを非公開の手札としてコントロールする。(コントロールするとはキャストや通常行動での伏せ札にすること。キャスト中は自身のカードとして処理され、キャストゾーンを離れる時、コントロールを持ち主に戻す)
【展開中、相手ターン中】ダメージを受ける時、ハンドダメージを受けるカードの代わりに、相手の手札で公開中のカードでダメージを受けても良い。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
「パーフェクトマインドコントロール」
全力・誘発・123
【常時】トリガー[RTに従って置く]
【自ターン開始時】相手は手札すべてを公開する。
【展開中、自ターン中】あなたは相手の手札で公開中のカードを非公開の手札としてコントロールする。(コントロールするとはキャストや通常行動での伏せ札にすること。キャスト中は自身のカードとして処理され、キャストゾーンを離れる時、コントロールを持ち主に戻す)
【展開中、相手ターン中】ダメージを受ける時、ハンドダメージを受けるカードの代わりに、相手の手札で公開中のカードでダメージを受けても良い。
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
最初から手札を公開させるように強化しました。慧音の「無何有浄化」を抜き、テキスト量が最長となりました。手札の公開はターン開始時なので、途中で引いたカードは公開になりませんのでご注意ください。

今後について

リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。

引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。

また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。

次回の更新予定日は2025年10月31日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。

今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。

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