【2025.9.30】バージョン211に更新します

こんにちは、サイとです。
2025年9月30日にバージョン211に更新します。

要約

  • 新ファイター「古明地こいし」追加
  • v211期のイベントは毎週日曜開催
  • c210環境は9強+22有力の群雄割拠
  • カード変更の方針
    • ナーフは0枚
    • 強化は四季映姫、洩矢諏訪子、霊烏路空
  • カード変更一覧

新ファイター「古明地こいし」追加

地霊殿(緋想天)サイクル最後の参戦は古明地こいし(こめいじ‐)です。
無意識に潜む弾幕。それは誰も見た事ない固有能力です。

無意識‐相手の手札で公開中なら、追加の能力を得る。また、手札を離れる時と非公開に戻す時、持ち主の控え札にする。

こいしのカードは公開したまま相手の手札にします。
手札で公開中のカードは手札を圧迫し、クリンナップで非公開の手札を落とします。

【手札で公開中】無意識-このカードが非公開に戻る時、相手に攻撃付与[ハンドダメージ増加1、ライフダメージ増加1]
【常時】心眼――ハンドで受ける時、それが非公開の手札なら伏せ札にする代わりに手札で公開する。
【攻撃後】相手がライフで受けたなら、公開したまま相手の手札にする。

無意識の能力は相手の手札にある時に限定されるので、様々なタイミングで【手札で公開中】能力が発揮されます。
地霊殿・緋想天サイクルの集大成的なファイターです。

古明地さとりに続き、心眼を持ちます。
ただし、こいしは心を閉ざしているので、公開したカードを参照する能力を持ちません。

一方で相手の手札に入り込みます。
公開中の手札はキャストも伏せ札にすることもできません。
有意は無意に敵わないの。

v211期のイベント一覧

交流会をやりましょう。
もちろん初心者ティーチングも同時開催です。

新ファイターが追加されてすぐの月は連続でイベントを行おうと思います。

運営の余裕があれば、毎週日曜にイベントを開催する予定です。

c210環境は9強+22有力の群雄割拠

対戦カードがたくさん集まりました。
それを踏まえて現在の東方リキャストリフトの環境について振り返ります。

十強から9強へ

咲夜、プリズムリバー三姉妹の組み合わせが弱体化しました。
そこでS帯デッキが9つになり、十強から9強へ縮小しています。

これは悪いことではありますが、すぐにどうこうする意思はありません。
いずれ十強に戻れば良い、という考えです。

しばらくS帯デッキを増やすための強化はありません。
B帯を強化する過程で、S帯が生まれてくると予想しています。

22有力の群雄割拠

A帯は有力デッキとして位置づけています。
強いて言うならこれくらいの強さを水準としたゲームバランスです。

その中でもS帯は環境的に強いというものになります。
新ファイターやメジャーアップデートでいくらでも変動する部分です。

なので、A帯デッキが22個もあるのは、ゲームバランスが良いことになります。
S帯ほどの噛み合いが良いデッキを抑え込めるようなA帯デッキが現れることを期待しています。

B帯しかないファイターは2体

Tierマップ上で、B帯デッキしか組めないファイターが2体いました。
四季映姫と洩矢諏訪子です。
これは由々しき事態なので、彼女たちを強化します。

B帯デッキは全部で19個です。
A帯の方が数が多く、今は弱い方が少数派。
救済するしかありません。

霊烏路空が使いにくかった

運営は新ファイターを快く使っていただきたいと考えています。
しかし、固有能力を活かしたデッキとして成立しにくかったのは事実です。

決して弱いわけではないのですが、お空の核融合が達成できない、というのは新ファイターを使う楽しみに欠けます。
そこで、核融合を主体にして使えるように修正することにしました。

Tierマップ


Tierマップは今回の追加分とこいしを入れてあります。
こいしは左上で、さとり、お空とのシナジーが運営側の想定です。
ぜひ構築の参考にしてください。

このTierマップを元に、カード変更の方針を固めました。
詳しくは下記。

カード変更の方針

プレイしてくれた皆さんから集めた50枚を越える対戦カードを元に、カード調整を行いました。

今回のカード変更は以下の条件を満たすファイターへのアッパー調整です。

  • A帯デッキを持たない

これらを満たすのは以下のファイターでした。

  • 四季映姫
  • 洩矢諏訪子

これらのファイターを強化することによってランク入りデッキが増えると思います。

また、霊烏路空も修正します。
固有能力を使ったデッキを作れない状態だったので、それを改善するための修正です。

カード変更一覧

変更前
罪符「彷徨える大罪」
通常・誘発・123
【展開中】相手のライフが回復した時に誘発[相手は罪カウンターを1つ得る]。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
罪符「彷徨える大罪」
通常・誘発・123
【展開中】相手のライフが回復した時に誘発[
相手は罪カウンターを2つ得る]。
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
回復する対面が少ない上に、罪カウンターは即効性がありません。要は「怖くない」能力。これを1つから2つに変更することで、戦略へ組み込めるようになると思います。なお、ライフ入れ替え等のライフ変化は回復に含みません。
変更前
審判「十王裁判」
通常・設置・123(循環)
【常時】循環
【回収時】悔悟の棒‐あなたの設置札1枚のRTを0にする。
変更後
審判「十王裁判」
通常・設置・123(循環)
【常時】循環
【回収時】悔悟の棒‐手札1枚をRTに従って置く。
【回収時】悔悟の棒‐あなたの
カード1枚のRTを0にする。
運営コメント
悔悟の棒を2つに増やしました。こうすることで、2つ目の悔悟の棒効果が発揮しやすくなります。相手からすれば拒否できるので、2つ目の効果は強力なものであっても構わないのです。
変更前
「弾幕裁判」
通常・設置・123(循環)
【常時】循環
【回収時】悔悟の棒‐互いに1枚ドローする。
変更後
「弾幕裁判」
通常・設置・123(循環)
【常時】循環
【回収時】悔悟の棒‐互いに1枚ドローする。

【回収時】悔悟の棒‐互いにライフを1回復する。
運営コメント
上記の理由と同じ意図で上方修正しています。ただ、回復シナジーとして、利用できるようにしました。映姫自身は相手のライフを削る能力に乏しいので、他ファイターと組み合わせて使う想定の能力です。
変更前
開宴「二拝二拍一拝」
通常・行動・23
【キャスト時】天運[カード名に『神』が付くカード]を可能な限り3回まで行う。すべての判定に成功したなら、このメインフェイズを終了し、新たにメインフェイズを開始する。
変更後
開宴「二拝二拍一拝」
通常・行動・23
【キャスト時】天運[
カード名かファイター名に『神』が付くカード]を可能な限り3回まで行う。すべての判定に成功したなら、このメインフェイズを終了し、新たにメインフェイズを開始する。
運営コメント
指定対象が拡大しました。いや、実は「八坂神奈子」しか対象がありません。つまり、すべての神奈子のカードに対して天運が成功します。全力札を叩き込みましょう。
変更前
蛙休「オールウェイズ冬眠できます」
通常・行動・3
【常時】地中‐自身のライフを1回復する。その後、RTに従って置く。(ライフ上限は最大6、覚醒時は最大3)
【キャスト時】このカードを山札の底に置く。
変更後
蛙休「オールウェイズ冬眠できます」
通常・行動・3
【常時】地中‐自身のライフを1回復する。その後、RTに従って置く。(ライフ上限は最大6、覚醒時は最大3)
【キャスト時】
手札を2枚まで選んでこのカードと共に山札の底に好きな順で置き、天運[攻撃札or行動札]を2回行う。
運営コメント
使用率0%のカードです。回復のみで使うには重い条件でした。そこで、山札の積み込みができる能力を追加しています。積み込みは3枚まで出来ますが、フルで行うと地中が達成できません。また、積み込みした上で天運も追加しました。対象は攻撃札と行動札です。つまり、すべての早苗のカードに対して天運が成功します。諏訪子の地中は天運で成功しなくても公開するだけで達成されるので、カードの種類を考慮する必要はありません。
変更前
光熱「ハイテンションブレード」
通常・攻撃・1/1・123
【攻撃後】手札1枚を公開しても良い。それが全力札なら、攻撃付与[ハンドダメージ増加3]
変更後
光熱「ハイテンションブレード」
通常・攻撃・1/1・123
【攻撃後】手札1枚を公開しても良い。それが全力札なら、攻撃付与[
ハンドとライフダメージ増加1
運営コメント
ハンドダメージを3点も増加しても、ライフダメージ増加が出来ないからシナジーが無いカードになっていました。そこでこの効果へ変更しました。
変更前
制御「セルフトカマク」
通常・誘発・123
【手札で公開中】あなたの他のカードが控え札になる時に誘発[攻撃付与[ハンドとライフのダメージ増加1]]
【展開中】あなたのハンドとライフのダメージ増加はターンをまたいで持続する。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
制御「セルフトカマク」
通常・誘発・123
【手札で公開中】あなたの他のカードが控え札になる時に誘発[攻撃付与[ハンドとライフのダメージ増加1]]
【展開中】あなたのハンドとライフのダメージ増加はターンをまたいで持続する。
【回収時】
このカードを公開したまま手札にする。
運営コメント
【手札で公開中】能力を使いたいのに、これを手札で公開する手段がありませんでした。そこで【回収時】に控え札にならず、手札に戻るようにしました。【手札で公開中】能力を使いたい時はリキャストゾーン[Ⅰ]に展開して即回収しましょう。

今後について

リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。

引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。

また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。

次回の更新予定日は2025年10月31日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。

今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。

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