【2024.7.31】バージョン204に更新します

こんにちは、サイとです。
2024年7月31日にバージョン204に更新します。

要約

  • 新ファイター「洩矢諏訪子」追加
  • 「河城にとり」の固有能力を変更
  • カード変更7枚(レミリア、橙、にとり)

新ファイター「洩矢諏訪子」

風神録から4体目の参戦は洩矢諏訪子(もりやすわこ)です。
彼女の能力は運を操ります。

地中‐公開および手札にする時、このカードが山札の一番底のカードなら、割り込んで処理しても良い。

山札の一番底にあれば効果を解決できます。
彼女を使いこなすには山札を引き切る動きが必要です。
固有能力の達成条件は簡単ですが、ゲーム中で達成できる頻度は少なくなるでしょう。

【常時】地中‐RTに従って置く。通常行動でリフトできない。
【キャスト時】このカードを山札の底に置く。
【展開中、リフト時】『ー/1』の《攻撃》を行う。
【回収時】このカードを控え札にする。

単にキャストしただけでは山札の底に置くだけの意味不明なカード。
地中を持つカードの大半が地中を前提にした能力です。
その分、能力は制限を越えた強さです。

諏訪子は変化球と支援能力を持つサポートファイターです。
ー/1攻撃やバーンといった変化球、回復やダメージ無効といった支援能力でタッグファイターの欠点を補います。

残念ながら、諏訪子だけで勝利を目指すのは難しいです。
表立って姿を現さず、自陣の有利を積み上げて、相手を敗北に追い込みましょう。

「河城にとり」の固有能力を変更

変更前

発明‐指定する種類のカードが手札やリキャストゾーンにあるなら、それらを控え札にしてこのカードを手札にする。

変更後

指定する種類のカードが手札やリキャストゾーンや控え札にあるなら、それらを好きな順番で山札の一番上か底だけに置いてこのカードを手札にする。

この7月中で風神録サイクル全体のカード調整を終え、河城にとりの固有能力が他のファイターとのシナジーが薄いことに気が付きました。
原因は控え札にする能力のデメリットが大きく、それをメリットに出来るファイターが居ないからです。

当初は天運で失敗すると控え札が増える事を利用した能力を開発していましたが、最終的に実装されることはありませんでした。
このままでは、にとりは三者二選から孤立してしまうので、シナジーを作れる能力へと変更しました。

風神録サイクルに限らず、ドロー能力を持つファイターは山札が無ければ動けません。
そうしたファイターと相性の良い固有能力になっているはずです。

カード変更の方針

今回のカード変更は7枚です。
6、7月は試合数が著しく減少し、環境上でカードがどのように使われているか観測することはできませんでした。

一方、次のサイクルに向けて全体的な調整作業が始まりました。
今回のカード変更は調整作業の副産物です。
基本的にはどのカードも強化しています。

変更対象のファイターは、レミリア、橙、河城にとりです。

エラッタも1つあったのでカード変更とは別に修正しました。
八雲紫の罔両「禅寺に棲む妖蝶」のカードイラストの方だけ、攻撃力が1/1になっていましたが、カード情報では0/1と表記されていましたが、正しいのはカード情報の方ですので、カードイラストの方を修正しています。

カード変更一覧

変更前
悪魔「レミリアストレッチ」
通常・設置・-/2・3
【展開中】設置
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
「ミレニアムの吸血鬼」
通常・誘発・3
【展開中】相手のライフにダメージを与えた時、ライフを1回復し、このカードをリフトする。
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
レミストが廃止され、新カードに置き換わります。4年前は活躍したカードでしたが、シーズン2に入ってから半年もの間、一度も採用されていません。廃止理由はシーズン2のレミリアの方針に合っていないからです。シーズン1のレミリアはコンボファイターでしたが、シーズン2は紅魔郷組の中でコントロールファイターとしての立ち位置になるよう設計されています。その中でレミストは浮いていたので、よりコントロールらしくなるようにカードを変更しました。なお、能力自体は問題ないので、別名カードとして他のファイターに採用するかも。
変更後の能力はザ・吸血鬼です。ライフにダメージを与えた時の処理順は、【攻撃HIT時】と同列です。つまり、①トリガー>②設置>③攻撃HIT時で、③のタイミングで解決してください。また、このカードがリフトできない時は自傷して控え札になります。
変更前
仙符「鳳凰卵」
通常・攻撃・1/1・123
【キャスト時】自身の攻撃札1枚にダウン。化猫‐攻撃付与[軽減無効]
変更後
仙符「鳳凰卵」
通常・攻撃・1/1・123
【攻撃後】自身の攻撃札1枚にダウン。化猫‐《連撃》1
運営コメント
軽減無効が付いた1/1は強くないんですね。旨みがない。なぜか。橙は攻撃力主体のファイターにも関わらず、ダウンによって回転率が落ちる仕組みになっているためです。つまり、一撃一撃が重たい方が良いわけですが、橙は鈍重なファイターではありません。そこで軽量な2連撃。
風神録サイクルから出た妖々夢のファイターなので、《連撃》を付けて妖々夢に寄せました。攻撃回数が増えるほど橙は強くなるはずです。ちなみに星符「飛び重ね鱗」がある時は、元々持つ1/1の後に飛ぶ連撃は2/1になります。
変更前
仙符「屍解永遠」
通常・攻撃・1/1・23
【キャスト時】自身の先制札1枚にダウン。化猫‐天運[攻撃札]
変更後
仙符「屍解永遠」
通常・攻撃・
2/-・23
【キャスト時】自身の先制札1枚にダウン。化猫‐天運[攻撃札]
運営コメント
ハンデス札へ変更。ダウン能力がデメリットなのに、プラス能力が付いてませんでした。また、これを2/1としなかったのは、橙の弱点を補うためです。橙は回転率の悪い攻撃札が多く、先制で落とされると手数不足になります。そこでハンド狙いの攻撃力を持ったカードがあるとデコイにもなります。なのでこのカードの能力は【キャスト時】にしておいて、仮に打ち消されても大丈夫な設計です。
変更前
方符「奇門遁甲」
先制・行動・3
【キャスト時】天運[攻撃札]を3回行う。
変更後
方符「奇門遁甲」
先制・行動・3
【キャスト時】天運[攻撃札]を3回行う。
このターン中、次に行う《攻撃》のハンドダメージ増加X。Xはこの判定に成功した数に等しい。
【キャスト時】このターン中、あなたの通常攻撃札はテキストを失い、先制攻撃札になる。
運営コメント
能力が増えました。風神録サイクルの全体を俯瞰した時、天運だけの能力というのは味気ないです。やはり、運試しをしてこその天運ではありませんか? そういうわけで天運の判定を使ってビートコン構築が出来ます。どこかで見たことあるようなテキストが追加されました。橙と相性が良いファイターをぜひ見つけてみてください。
変更前
鬼符「青鬼赤鬼」
通常・設置・123
【展開中】設置
【回収時】直前に行った《攻撃》がテキスト《攻撃》でないなら、《連撃》2
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
鬼符「青鬼赤鬼」
通常・
行動・23
【キャスト時】天運[攻撃札or行動札]を行う。この判定が攻撃札なら攻撃付与[ハンドダメージ増加2]、この判定が行動札なら攻撃付与[先制不可]。
運営コメント
元の能力は何でも連撃2をくっつけられる能力でしたが、攻撃力のコピーは相方依存になってしまうので、動き方がはっきりしている橙だと相方と方針がぶつかりがちです。であれば付与能力とした方が無難ということになりました。まったく異なる能力になったようですが、ちゃんと青鬼赤鬼って感じの能力です。
変更前
芥川龍之介の河童
覚醒[通常、先制]、余命1
(開始時)ゲーム外に発明札4枚を置く。
【覚醒時】手札から好きなだけ発明札をゲーム外に置き、相手のライフをX減らす。Xは手札からゲーム外に置いた発明札の数に等しい。
【覚醒中】水符「ウォーターカーペット」発明札の展開時、天運[通常札]を行う。
変更後
芥川龍之介の河童
覚醒[通常、先制]、余命1
(開始時)ゲーム外に発明札4枚を置く。
【覚醒時】先制した《攻撃》を打ち消す。
【覚醒中】水符「ウォーターカーペット」あなたの発明札すべてに「トリガー[ライフダメージ軽減1]」を付与する。
運営コメント
元々の能力は覚醒時に発明札を減らすくせに覚醒中では発明札を参照するという捻じれがありました。捨てるか使うか、という選択として採用したテキストでしたが、「非効率」のひと声でこの結果に。
にとりは発明の能力が変わったとしても、デッキ枚数が増えるというデメリットを背負っています。その分の補填を覚醒札が担うことで、デメリットを帳消しにしました。
変更前
河童「のびーるアーム」
通常・誘発・123(発明)
【ゲーム外、通常行動】発明[行・行・設]
【展開中、相手ターン開始時】選択[天運[先制札]を3回行うor天運[通常札]を2回行う]
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
河童「のびーるアーム」
通常・誘発・123(発明)
【ゲーム外、通常行動】発明[行・行・設]
【展開中、相手ターン開始時】選択[
天運[先制札or通常札]を2回行う
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
いちいち選択する度にカウンティングしなきゃならないのは面倒です。トリックテイキングでカウンティングするのにダラダラ時間を掛けるが如く、ゲームの進行を阻害するので修正となりました。
変更後は一緒くたにしています。どっちにしろ控え札にしても発明で山札に戻るから関係ないです。
変更前(追加)
「蓬莱の樹海」
全力・誘発・1
【展開中】あなたのライフが0になった時、敗北する前にライフを1回復する。
【展開中、相手のメインフェイズ終了時】難題-全力札かスペル札4枚:このカードはあなたのターン終了時まで「リフト不可」を得る。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
全力・誘発・123(リフト不可)
【展開中】あなたのライフが0になった時、敗北する前にライフを1回復する。
【展開中、相手のターン開始時】相手は選択[相手の永夜を4進め、このカードを控え札にするor何もしない]
運営コメント
最強デッキランキングを作っている時に槍玉に上がった1枚です。てるもこOTKにおいて強い安定性を誇る防御札で、有利対面を多く作っていました。逆に不利対面は魔理沙、フラン、永琳の3体のみです。シーズン1ではデッキの構築を縛るカードとしてあり続けましたが、シーズン2は前シーズンと比べて構築の重要度が増したので、遅ればせながらシーズン2に合わせた調整をすることにしました。

今後について

リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。

引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。

また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。

次回の更新予定日は2024年7月31日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。

今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。

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