【2023.11.30】バージョン200へ大型アップデートを行います

こんにちは、サイとです。
2023年11月30日にバージョン200へ大型アップデートを行います。

だいぶ先の話ですが、変更点が非常に多いため、2ヶ月前の告知としております。

バージョン200とは

ゲームシステムを根本から変更とする予定です。
現在v121なので、79回分のアップデートになるわけではありません。

システムが違うため、v100番台との互換性が無くなります。
例えば、v100のカードとv121のカード同士での対戦は可能ですが、v121とv200のカード同士での対戦は不可能になる、という形です。

v100番台のアップデートはv122を最後にサポート終了とさせていただきます。
調整版としてマイクロアップデートが出るとは思いますが、v123にはならないのでご容赦くださいますと幸いです。

余談:アップデートの振り分け方について

バージョンは3ケタの数字とハイフンを挟んで1ケタの更新回数で管理しています。
セマンティックバージョニングによるX.Y.Z記法の応用です。

下3ケタ=X=メジャー
下2ケタ=Y=マイナー
ハイフン=Z=マイクロ(パッチ)

v121-3なら、1.21.3みたいな表記になるわけですね。
本ゲームでそのようにしないのは、ドット表記がZipデータとのかみ合わせが悪いため、3ケタの数字とハイフンで管理しています。

アップデートの背景

結論、ファイターが多くなったから

東方リキャストリフトのサービスを開始するにあたり、新規層の導線として自機キャラを選んでもらおうという意図がございます。

現プレイヤーの皆さんはお察しの通りですね。
自機キャラのみにグレイズ札を搭載していました。

それゆえに、自機キャラ+他のファイターというタッグを作って、ちょっとずつ色んなファイターに触っていただくのが狙いです。

つまり、非自機キャラ同士の組み合わせは推奨していません。
なぜならそういう組み合わせまで推奨するようになると、構築の選択肢が膨大になるからです。

ファイター選出の時点で、ある程度の選択肢をマスクするために、グレイズ札を持つファイターを自機キャラのみに制限しています。

しかし、これもファイターの数が増えてくると、意味を成しません。
無意味な導線は単なるボトルネックです。

v200への試金石としての射命丸文

そういう背景がある中で登場したのが大半のファイターと相性の良い文でした。
射命丸文はv100台ルールへの回答です。

文はファイター選択の幅を広げるために、回転率をコンセプトにしたファイターです。
あまり使われていなかったファイターにも光明が見えたと思います。

実際、いろんなファイターが使われたようで良かったです。
一方で三体二選の幅が狭まりました。

必ず文が使われる環境は不健全かもしれません。
しかし、文のおかげで救われているファイターがたくさんいます。

作者自身、悩みがある中での更新だったので反応いただけて助かりました。

  • どのファイターも使える
  • 三体に必ずしも文が入らないようにする

現在、この2つが両立できていません。
これらは両方とも実現しなければなりません。

すでに全カードの変更を完了し、10月より最終テストプレイが始まります。
文だけに頼らないデッキ構築が可能になれば良いです。

アップデートの中身

いずれも開発中のものです。

喰らいボム

喰らいボムとは、どのデッキにも入れられるグレイズ札のようなものです。
新ルール適用後は、デッキ構築時に14枚のスペル札と1枚の喰らいボム札からなる15枚から9枚のデッキを構築します。

喰らいボム札はリキャストタイム無し、種類なしの通常札、能力は「ダメージチェックで手札にした時、公開しても良い。そうしたならライフへのダメージを1軽減する」です。
デッキに採用するか否かはプレイヤーの自由となります。

非自機キャラのファイター同士でデッキ構築がしやすくなります。
新規層の導線がなくなりますし、構築の難易度が跳ね上がるのは避けられません。
そこで以下の開発中ルールはプレイングの難易度を下げるような意図で考案されています。

余命1

余命1とは、ゲーム開始時点で追加のライフを1得るルールです。
ライフが3以下で覚醒できる部分は変わりません。

一部のファイターを除いて、余命1を持っています。
本ゲームはタッグで選ぶので余命1を持つ2体で組めば余命2になるわけです。

初期ライフが7~8になることでゲームスピードが遅くなります。
一方で、覚醒させないようにライフを4削るデッキは否定しません。

キーワード能力

長文テキストを減らし、いくつかの能力をキーワード能力にまとめます。
キーワード能力とは単語1つで能力を表現するカードゲーム特有の記法です。
本ゲームでのキーワード能力は「グレイズ」「リフト不可」「循環」等があります。

キーワード能力によってテキストを省略します。
省略されたテキストはカードテキストボックスの後半にまとめて記載する予定なので、テキストが分からなくなったら、テキストボックスをスクロールして確認してください。

また、「陰陽珠」や「八卦炉」といった固有能力も条件文を省略します。
省略された固有能力の条件文もテキストボックスの後半に記載する予定です。

プレイマットを横長にする

現在のプレイマットは縦長です。
これは紙でテストプレイしていた時の名残で、狭いテーブルでも遊べるようにするためでした。

ユドナリウムで遊ぶにあたって、縦長である必要はないので、横長のプレイマットにします。
具体的にはデジタル版(UE5にて開発中)の画面に寄せたものにする予定です。

画像はイメージです

覚醒札の裏面デザイン変更

現在は覚醒札の裏側がライフカウンターとして使える形式です。
ユドナリウム上ではライフを動かそうとして誤って覚醒札の方を動かしてしまう誤操作が頻発しています。

そこで、ライフを置く場所はプレイマット上に用意し、覚醒札の裏側を使わないようにします。
これであれば誤操作はなるべく減らせるはずです。

また、□の枠内にライフカウンターが収まらず、ちょっとズレてしまうことがありました。
その点も次のプレイマットで解消する予定です。

新ファイターと新サイクル能力の発表は10月下旬

毎年11月末の更新では、新ファイターとしてナンバリング外のキャラクターを選んでいます。
これまでは、萃香、プリズムリバー三姉妹が登場しています。

大型アップデートを行いますが、11月も新ファイターを追加します。
また、新サイクル始動の更新でもあります。

新サイクルは風神録サイクルです。
1月、3月、5月、7月、9月に風神録から新ファイターが参戦します。

誰がどの順で出るかを花映塚サイクルでは最初に明かしましたが、今回は秘密です。
10月下旬に新ファイターおよび新サイクル能力の情報を公開する予定なのでお楽しみに!

今後について

リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。

引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。

また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。

次回の更新予定日は2023年9月30日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。

今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。

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