小野塚小町のカード解説と立ち回り

 

原作では

あたいは三途の川の一級案内人、小野塚の小町。彼岸で、三途のタイタニックったあ、あたいの船の事さ

小野塚小町は三途の川の船頭です。極度のマイペースさとサボり癖がありますが、船頭の仕事に誇りを持っています。乗せた霊魂との会話を楽しみにしているようです。スペルカード名に歌謡曲由来のものがあるので、もしかしたら舟歌を披露する時もあるのでしょうか。

初登場の『花映塚』ではサボり癖のせいで異変を長引かせ、仕事をクビになりかけています。『緋想天』ではプレイアブルキャラになりました。

立ち回り

使いやすさ:★★★☆☆

小野塚小町はトリッキーなファイターです。どのスペル札も単体では弱いか意味のない効果のため、彼女を使いこなすにはコンボ前提のプレイングが要求されます。コンボの先にあるのは妨害不可能なライフバーンです。

1ターンキルできるほどのバーン性能があります。しかし、耐久度が紙。その尖ったバランスを活かすか、補うか、デッキ構築の腕を試されます。

構築は難しいですが、能力はシンプルなので比較的使いやすいファイターです。

距離を操る程度の能力

小町は霊魂が彼岸に渡るまでの距離(寿命)を操ります。
ライフバーンだけでなく、ライフ回復、ライフの入れ替え、ライフ半減、ライフを同じにするといったライフに関する能力が特徴です。

大鎌
相手のライフが増減したなら、いくつかのカードが強化される。

ライフの増減はシンプルです。相手のライフにダメージが入って、ライフが減った事もカウントします。それゆえに妨害手段がたくさんあり、達成しづらい条件です。

彼岸帰航 ~ Riverside View

【覚醒時】通常行動で覚醒できる。大鎌‐このターン中、相手のライフが増減しているなら、相手のライフをあなたのライフと同じ数にする。
【覚醒中】古雨「黄泉中有の旅の雨」自ターン中、あなたのカードがリキャストタイム0にリフト時、相手の山札の一番上のカードを見ないで伏せ札にする。

サボってもいっか!

【覚醒時】能力は破格。相手のライフをバーンします。覚醒できるライフ3以下まではサボり得です。ただし、大鎌を達成している必要があるのでご注意。

小町対面では覚醒させないように立ち回るのが基本戦術となります。もしライフ3以下になっても大鎌を達成させてはいけません。一瞬で命を刈り取られます。

パッシブな切削

【覚醒中】能力は相手の山札を崩します。条件の「リキャストタイム0にリフト時」とは、【リフト時】と同じ処理順になるので、好きな順番で解決してください。なお、「リキャストタイムを0にする」効果はリフトではないので、効果は誘発しません。ご注意。

魂符「生魂流離の鎌」

【常時】相手はこのスペルの《攻撃》によるダメージチェックで山札の再構成を行えない。
【キャスト時】大鎌‐このターン中、相手のライフが増減しているなら、このスペルは『【攻撃HIT時】あなたのライフを1回復する(最大6、覚醒時は最大3)』を得る。

山札0の相手にはダメージチェックを行わせない

死神の鎌は山札0の相手を確実に葬ります。山札を削るカードと組み合わせましょう。

ライフを吸収する鎌

小町にとって唯一の防衛手段。それは相手のリーサルに入らないことです。他に守れる手段はありません。少しでも命を大事に思うなら採用したい1枚です。

死符「死者選別の鎌」

【常時】相手はこのスペルの《攻撃》によるダメージチェックで山札の再構成を行えない。
【キャスト時】大鎌‐このターン中、相手のライフが増減しているなら、このスペルは『【攻撃HIT時】任意のプレイヤーのライフを1減らす』を得る。

山札0の相手にはダメージチェックを行わせない

死神の鎌は山札0の相手を確実に葬ります。山札を削るカードと組み合わせましょう。

ライフを焼く鎌

小町のメインウエポンです。一撃で2点削ります。正面突破を目指すデッキなら採用すべき1枚です。打点の低さを補うデッキを構築しましょう。自傷も可です。これを起点に「彼岸帰航 ~ Riverside View」が覚醒させても良いかもしれません。

換命「不惜身命、可惜身命」

【常時】相手はこのスペルの《攻撃》によるダメージチェックで山札の再構成を行えない。
【キャスト時】大鎌‐このターン中、相手のライフが増減しているなら、このスペルは『【攻撃HIT時】相手と自分のライフを入れ替える(最大6、覚醒時は最大3)』を得る。

山札0の相手にはダメージチェックを行わせない

死神の鎌は山札0の相手を確実に葬ります。山札を削るカードと組み合わせましょう。

サボりすぎた! 一発逆転!

ライフが1の時にこれをHITさせれば、問答無用で相手のライフが1になります。強そうに見えますが、ライフ1で耐えるのは至難の業です。相手のライフを1にするべきか、即リーサル狙うべき状況か、見極めてから使いましょう。

ライフが入れ替わらない時は()の数値にする

自分が覚醒しており、相手のライフが6の時、ライフが入れ替わったなら自分のライフは3になります。入れ替えはライフ回復ではないので、回復に伴う効果に誘発しません。

死歌「八重霧の渡し」

【展開中】このカードがリフトした時、相手の山札の一番上のカードを見ないで伏せ札にする。
【回収時】このスペルを控え札にする。

切削サポート

小町の攻撃札は山札0枚に真価を発揮します。これはそのサポートを担う1枚です。ちなみに山札を崩す能力は、音や声に関するスペル札に搭載しています。何らかのシナジーを見つけられるかも。

起動砲台

【リフト時】を持つカードは、通常行動によるリフト不可が多いです。しかし、これは通常行動によるリフト可能な1枚。切削のコストは低いのです。

舟符「河の流れのように」

【常時】循環
【攻撃HIT時】相手はライフを1回復しても良い。そうしたなら、相手は山札の一番上のカードを見ないで伏せ札にする。(最大6、覚醒時は最大3)

ライフを削れない着火点

『ー/1』の《攻撃》を行うRT123の循環設置札という恵まれたスペック。なのに【攻撃HIT】時能力で相手のライフが回復します。つまり、大鎌の着火点となる1枚です。

小回りの利くフィニッシャー

相手のライフが1なら、【攻撃HIT時】能力は関係ありません。デメリットを踏み倒し、相手の息の根を止めましょう。

霊符「何処にでもいる浮遊霊」

【常時】循環
【攻撃後】この《攻撃》を相手がライフで受けたなら、あなたが次に行う《攻撃》のハンドへのダメージを2増加する。

【攻撃HIT時】サポート

小町の攻撃札だけでなく、【攻撃HIT時】能力持ちのカードに追い風です。ハンドダメージ2増加はさすがに止めきれません。それに、このカードの《攻撃》を相手がハンドで受けても、結果的に手札が減るので美味です。

重ねがけできない

このカード自身が《攻撃》をしてしまう関係上、増加の効果を重ねがけすることは出来ません。『3/0』の《攻撃》は無駄です。

薄命「余命幾許も無し」

【常時】循環
【回収時】任意のプレイヤーのライフをX減らす。さらにそのプレイヤーは山札を再構成してX枚ドローする。Xはそのプレイヤーのライフを2で割った数に等しい。(端数切捨)

死神の目を寿命の半分と引き換える

ライフを半分にします。この効果は現代リトリトでは妨害不可能です。代わりにライフが減った分だけドローできます。ライフはリソースを体現する1枚です。自分のライフを削ってドローソースにしても良いし、連続で回収して相手のライフを一気に削っても良い、という自由度があります。

相手のライフを0にはできない

1の半分は0.5です。端数切捨なのでXは0になります。しかし、相手のライフを1にするところまではノーリスクで達成できるので、あと1点を削る策を用意しておきましょう。

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