風見幽香のカード解説と立ち回り

原作では

「これは、幻想郷で唯一枯れない花なのよ」

風見幽香は年じゅう花見をしている妖怪です。特に目的も無く、気分屋で、一人を好み、強そうな相手を見かけると勝負を挑む好戦的な性格で、妖怪らしい妖怪だと言えます。礼儀正しく紳士的な立ち居振る舞いは明らかに実力者のそれです。

原作では旧作『幻想郷』、『花映塚』のボスで、弾幕アクションには未登場のキャラクターです。

立ち回り

使いやすさ:★★★★☆

風見幽香は設置札に特化したサポートファイターです。展開中のカードをすべてリフトする行動を得意とし、そのほか、連続攻撃やハンデス、盤面リセットなども行えます。

幽香自身が設置札を多く持つので、サポートと言いつつ自分でも戦えます。
設置札中心で戦いたい人向けのファイターです。

花を操る程度の能力

幽香は花の名を持つ4枚の設置札を持ちます。
これらの設置札はいずれも高いカードパワーを秘める反面、展開時にメインフェイズを終了してしまう弱点持ちです。

日傘
手札から全力でない設置札を公開し、リキャストタイムに従って置く。

幽香はその弱点を踏み倒します。
リキャストタイムに従って置く行為は展開ではないので、展開に関する制限をすり抜けるのです。

花は土に含まれる僅かな色を集めて咲き、花びらが散るとまた土に還るものです。
周りの色を集める事で花が美しく咲きます。

そして、花が咲いたら周りに色を還すのです。
設置札を大量展開し、それらを一気に回収しましょう。

今昔幻想郷 〜 Flower Land

【覚醒中】通常行動で覚醒できる。日傘‐手札から全力でない設置札を2枚まで公開し、それらをリキャストタイムに従って置く。その後、あなたが展開中のカードを2枚まで選んでリフトする。
【覚醒中】「フラワーシューティング」通常行動で起動できる。あなたが展開中の設置札1枚を控え札にする。そうしたなら、『2/1』の《攻撃》を行う。

設置札を置かなくても2枚リフトはできる

2枚まで公開とあるので、0枚でもテキスト自体は解決したとみなされます。その後で始まるテキストも解決しましょう。

設置札を撃つが、コスパは悪い

幽香の設置札はどれも展開に制限があります。なので、設置札をコストに動きづらいです。幽香以外のファイターと組み合わせた時に活躍する能力と言えるでしょう。

花符「幻想郷の開花」

【キャスト時】日傘‐手札から全力でない設置札1枚を公開し、リキャストタイムに従って置く。
【キャスト時】上記の効果が解決されなかった時、メインフェイズを終了し、あなたが展開中のカードすべてをリフトする。

デメリットを踏み倒す

幽香の設置札はどれも【展開時】メインフェイズを終了する能力を持ちます。展開とはキャストしたカードをリキャストタイムに従って置く行為なので、キャストしていないカードは展開ではありません。よって、【展開時】を解決せずにリキャストゾーンにカードを置けます。

設置札が手札にあっても非公開を選べる

手札に設置札があっても公開しない選択ができます。手札のような対戦相手には非公開情報の領域は、それを確認しているプレイヤーの判断で有無を宣言できます。

非公開を選んだらリフレッシュも活用する

非公開を選べば全リフト。非常に強力です。ぜひリフレッシュによるボーナスリフトも活用して、一気呵成に攻めましょう。

幻想「花鳥風月、嘯風弄月」

【キャスト時】日傘‐手札から全力でない設置札を4枚まで公開し、それらをリキャストタイムに従って置く。
【キャスト時】以下を3回繰り返す。
・あなたが展開中のカードすべてをリフトする。その後、回収処理を行う。

設置札を並べる

デメリットを踏み倒し、設置札を並べます。
これは0枚を選んでも構いません。

回収処理を行うまでが1巡

「3回リフトする」行為1回と「1回リフトする」行為3回は効果処理が異なります。
3回リフトは文字通り3回リフトするので、リキャストゾーンのカードすべてがリキャストタイム0になるまでリフトしてから、【回収時】効果を処理します。

今回は「1回リフトする」行為を3回行うので、1回リフトするごとに【回収時】効果を処理します。つまり、RT123の循環設置札はこのカードのテキストだけで3回も【回収時】効果を処理できるのです。

循環設置札で[Ⅲ]を埋めない

リキャストゾーン[Ⅲ]が空いていないと、展開できないためライフを1減らして、カードを控え札にしなければなりません。自傷を狙わないなら、[Ⅲ]を埋めないようにカードを配置しましょう。

「月に叢雲、花に風」

【キャスト時】あなたが展開中の設置札を3枚まで手札にする。(1度に処理する)
【キャスト時】上記の効果で手札にしたカードが3枚なら『2/ー』の《攻撃》を行う。攻撃後、あなたは手札を2枚伏せ札にする。

設置札2枚と引き換えに守りを固める

設置札2枚を手札にすれば、ハンドへのダメージが3までの《攻撃》を防げます。
もちろんハンド受けするためです。

設置札3枚と引き換えに連打を止める

連続攻撃を『2/ー』で妨害しましょう。もちろん、自分のターンに相手のハンドを落とすために使っても良いでしょう。しかし、幽香はデメリット持ちの設置札です。タッグ次第で使い方を柔軟に変えなければならないカードと言えます。

月下美人

【常時】循環、軽減無効
【展開時】メインフェイズを終了する。

シンプルなダメージソース

軽減無効が付いてRT23のカードと思えば破格です。
これを使い回すだけでも十分でしょう。

蓬莱桜花

【常時】循環
【攻撃HIT時】日傘‐手札から全力でない設置札1枚を公開し、リキャストタイムに従って置く。
【展開時】メインフェイズを終了する。

日傘で設置札を呼び込む

日傘を持つ唯一の設置札は相手にとって相当な圧を与えます。

待宵草

【常時】循環
【攻撃HIT時】相手の手札すべてを伏せ札にする。
【展開時】メインフェイズを終了する。
【攻撃後】メインフェイズを終了する。

切り札その1、ハンデスタイプ

【攻撃HIT時】手札全伏せ。この効果はけっこういろんなファイターが持っていますが、その中でも循環設置札にこの能力が乗っているヤバさが分かると思います。その上、『3/2』とかいう強力スペック。【攻撃後】のデメリットは大きい分、ドデカイ働きをしてくれるでしょう。

向日葵

【常時】循環
【攻撃HIT時】相手の展開中のカードすべてを控え札にする。
【展開時】メインフェイズを終了する。
【攻撃後】メインフェイズを終了する。

切り札その2、展開妨害タイプ

魔理沙の彗星「ブレイジングスター」はこれが元ネタという説もあります。そんな説を受け入れたのがこの一枚。全部控え札にする効果の処理を【攻撃HIT時】にしているので、霊夢を貫通するのは難しそうです。

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