ルーミアの特徴とカード解説

原作では

「そーなのかー」

 博霊神社の周辺に出没する一般妖怪。闇を操り、人を喰う。これだけ聞くと危険そうだが、自分も闇の中だと目が見えないので木にぶつかったりする。日光に弱く、夜行性。目的なく空を飛んで過ごしており、遭遇してもあまり会話が成立しない。

立ち回り

使いやすさ:★★☆☆☆

 ハンデスとドローに長けたコントロール特化のファイター。カード単体では弱いが、誘発札との組み合わせで強力なシナジーを得る。また、「ー」攻撃に特化しているため、相手のハンドの数に左右されない攻撃も得意だ。

 攻撃札は全体的に攻撃力が低く、脅威となるカードは皆無。ただし、軽いカードで構成されるため、カードシナジーを活かしやすい。

闇を操る程度の能力

 本ゲームにおける唯一のランダム性は山札だ。ルーミアは山札を意図的に増やし、相手を闇に引きずり込む。相手が闇に溺れるほど、ルーミアは強化される。

 相手のカードを山札の底に送る動きは強力だが、相手はどのカードが山札の底に置かれているか覚えることができる。特にグレイズ札だ。ルーミアはそれがどこにあるか分からない状態で攻撃しなければならない。

宵闇
相手の山札の枚数が5枚以上あるなら、いくつかのカードが強化される。

 山札が5枚以上になる瞬間は先攻の1ターン目だ。できれば後攻を取りたい。
 相手依存の強い能力で、自力での達成は困難。使いやすさが低いのはそのためだ。

妖魔夜行

【覚醒中】相手のリフレッシュステップ時、再構成を行わなかったなら、相手は自身のライフを1減らす。
【覚醒中】「そーなのかー」通常行動で起動できる。手札1枚を伏せ札にし、相手の手札1枚をランダムに選び、山札の一番下に置く。

2つの【覚醒中】能力を持つ

 ルーミアは【覚醒中】能力を2つ持つ。代わりに【覚醒時】能力は持たない。常時タイプの能力と起動タイプの能力を持ち、どちらも攻撃的だ。

闇を抜け出そうとする相手にスリップダメージ

 宵闇の効果範囲に入らないようにするには、山札を再構成しないことだ。しかし、妖魔夜行の【覚醒中】能力はそれを許さない。相手はライフを減らすか闇を受け入れるか選ばなければならない。

お手軽なハンデスと誘発チェイン

 伏せ札1枚で相手の手札を山札の底に送る。ハンデスは強力で、どんなデッキでも採用できるだろう。妖魔夜行は覚醒札としてかなり優秀だ。

 また、ルーミア軸で行く場合にも活躍する。特に闇符「ディマーケイション」とのコンボが強い。ハンデスしながら手札交換する。

「目の前が取って食べれる人類?」

通常・攻撃・1/1・123
【キャスト時】相手の展開中の攻撃札を1枚選び、山札の一番下に置く。
【攻撃HIT時】宵闇-相手の山札が5枚以上ある時、あなたは自身の山札があるなら1枚ドローする。

相手の山札が3枚以上の時に使う

 攻撃札を山札の底に送り、次なる攻撃を予め防ぐ。ただし、相手の山札の数が2枚以下の時に使うと、これの攻撃をライフで受けた後、相手のターンのドローで底に置いたカードが手札になってしまう。相手の山札が3枚以上の時に使おう。

「聖者は十字架に磔られました」との「ー」攻撃コンボ

 「目の前が取って食べれる人類?」は【キャスト時】に山札の底に送るので、「聖者は十字架に磔られました」の【展開中】能力が誘発し、「目の前が取って食べれる人類?」の攻撃力は『ー/1』になる。宵闇でなくても使えるコンボだ。

夜符「ナイトバード」との使い分け

 夜符「ナイトバード」も似たような能力のカードだ。【攻撃HIT時】にドローできる。ただし、【キャスト時】能力が微妙に違う。「目の前が取って食べれる人類?」は相手が攻撃札で攻撃してくるファイターを使っている時にピックすると出番が多いはずだ。

月符「ムーンライトレイ」

先制・攻撃・1/1・23
【攻撃後】この攻撃が先制していたなら、相手の手札1枚をランダムに選び、山札の一番下に置く。
【攻撃後】宵闇-相手の山札が5枚以上ある時、先制した全力でない《攻撃》を打ち消す。(攻撃後処理は打ち消されない)

ハンデスに特化した先制札

 これと同じ役割の夢符「封魔陣」(霊夢)と違うのは、【攻撃HIT時】ではなく【攻撃後】だから確実に相手の手札を落とせる点だ。しかも山札の底に送るので、ルーミアの宵闇とも相性が良い。

宵闇だと打ち消しができる

 打ち消しは非常に強力。ただ、宵闇の状態になってない場合がほとんど。打ち消しを使えるタイミングはかなり少ないだろう。

夜符「ナイトバード」

通常・攻撃・1/1・123
【キャスト時】相手は山札の一番上のカードを見て、それを山札の一番下に置く。
【攻撃HIT時】宵闇-相手の山札が5枚以上ある時、あなたは自身の山札があるなら1枚ドローする。

相手の山札は増えないが、いつでも使える

 能力だけ見ると「目の前が取って食べれる人類?」の下位互換だが、夜符「ナイトバード」は相手が攻撃札を展開していなくても関係なく、山札の底に送る動きができる。

【キャスト時】能力で誘発する

 「目の前が取って食べれる人類?」と同じく、【キャスト時】に闇符「ディマーケイション」、「聖者は十字架に磔られました」の【展開中】能力を誘発するため、「ー」攻撃できるようになる。コンボを考えるならぜひ入れておきたいカードだ。

闇符「ダークサイドオブザムーン」

全力・攻撃・3/2・3
【キャスト時】宵闇-あなたはこのスペルの攻撃力(ハンドかライフ)のどちらかを選び、その数値を「ー」にする。
【攻撃HIT時】あなたのターンの始めまで、相手は山札の再構成を行えない。

宵闇なら『3/ー』か『ー/2』で撃てる

 ハンデスかライフを削るか選べる。状況に応じて使える。

宵闇で相手のライフが2以下なら『ー/2』

 宵闇状態なので、グレイズ札は40%以下の確率で出る。『ー/2』のグレイズ札が出る確率は5枚で40%、6枚で33%、7枚で28%、8枚で25%、9枚で22%だ。ちなみに4枚だと50%なので、宵闇というのは五分五分の賭けでない分、マシな戦略だと考えて良い。

【攻撃HIT時】能力は妖魔夜行との相性が良い

 妖魔夜行の【覚醒中】能力が確実に決まる。相手のライフを1減らす。

ロマンコンボ:【攻撃HIT時】能力を先制攻撃札と組み合わせる

 【攻撃HIT時】能力で相手は再構成を禁じられる。再構成ができないということは山札が足りない時、グレイズチェックを行えないということだ。相手の山札0枚の時に行う攻撃は「グレイズチェックを行わない」攻撃となる。

 ただし、闇符「ダークサイドオブザムーン」は全力札なので、相手ターンに動ける先制攻撃札と組み合わせると良い。ちょっとしたロマンコンボだ。

夜符「ミッドナイトバード」

通常・行動・23
【キャスト時】相手は山札を再構成する。
【キャスト時】宵闇-相手の山札が5枚以上ある時、相手の手札1枚をランダムに選び、山札の一番下に置く。

宵闇を作る行動札

 再構成を行うと相手の山札が5枚以上になりやすい。宵闇の条件を達成するのがグッとラクになるぞ。

宵闇ならハンデス

 ルーミアは色んな条件でハンデスを行う。夜符「ミッドナイトバード」は宵闇からのハンデスだ。他のハンデスと比べて条件は重いが、1つ目の【キャスト時】能力のおかげで状況を選ばず使いやすい。

闇符「ディマーケイション」

通常・誘発・3
【展開中】自分のターン中、相手の山札の下にカードが置かれた時、あなたは自身の山札があるなら1枚ドローする。
【回収時】このカードを控え札にする。

強力なドローソースカード

 展開中、ドローが誘発するルーミアの主力。山札の下にカードを置くカードをルーミアは4枚持っているので、1ターンで4枚手札を増やせる。特に夜符「ナイトバード」と相性が抜群で、伏せ札にしてキャストを繰り返せば何度も引けて強い。

ルーミア軸でないデッキとは相性が悪い

 山札の底にカードを置く能力でないと噛み合わない。ルーミアでないファイターだと死蝶「華胥の永眠」(幽々子)しか誘発できるカードが無いため、デッキを選ぶ誘発札だと言える。

「聖者は十字架に磔られました」

通常・誘発・3
【展開中】自分のターン中、相手の山札の下にカードが置かれた時、あなたが次に行う《攻撃》のハンドへのダメージは『ー』になる。
【回収時】このカードを控え札にする。

弱い攻撃札すべてを切り札にする

 もちろん、「目の前が取って食べれる人類?」と夜符「ナイトバード」だ。リキャストゾーン[Ⅰ]に展開し、何度も繰り返して使おう。『ー/1』の連続は切り札級だ。

夜符「ミッドナイトバード」で他のファイターの攻撃札にバフする

 夜符「ミッドナイトバード」は行動札かつ山札の底にカードを置く能力を持つので、他のファイターの攻撃札に「ー」を与える。強力な【攻撃HIT時】能力を持つ攻撃札に使ってみよう。魔砲「ファイナルスパーク」(魔理沙)や罔両「禅寺に棲む妖蝶」(紫)はオススメだ。

ルーミア軸でないデッキとは相性が悪い

 闇符「ディマーケイション」でもそうだが、これも山札の底にカードを置く能力でないと噛み合わない。ルーミアでないファイターだと死蝶「華胥の永眠」(幽々子)しか誘発できるカードが無いため、デッキを選ぶ誘発札だと言える。

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