【2021.4.30】いくつかのカード能力を変更しました

こんにちは、サイとです。
いくつかのカード能力を変更しました。

変更カード一覧

  • 廃線「ぶらり廃駅下車の旅」
  • 境符「四重結界」
  • 結界「魅力的な四重結界」
  • 人形裁判〜人の形弄びし少女
  • 魔操「リターンイナニメトネス」
  • 「グランギニョル座の怪人」
  • 戦操「ドールズウォー」
  • 時符「プライベートスクウェア」
  • 雪符「ダイアモンドブリザード」
  • 火&土符「ラーヴァクロムレク」
事前アナウンスしていた儀符「オーレリーズサン」は、変更しないことになりました。

変更内容

変更前
ファイター名八雲紫
カード名廃線「ぶらり廃駅下車の旅」
種類・攻撃力・RT全力・攻撃・-/1・23
テキスト【攻撃HIT時】さらに『ー/1』の《全力攻撃》を行う。その後、相手が展開中のカードすべてのリキャストタイムを1増加する。
変更後
種類・攻撃力・RT全力・攻撃・3/1・3
テキスト先制不可
【攻撃HIT時】さらに『先制不可、3/1』の《全力攻撃》を行う。その後、相手が展開中のカードすべてのリキャストタイムを1増加する。この【攻撃HIT時】能力はこのスペルによる攻撃がHITし続ける限り繰り返す。
運営コメント
中途半端なリキャストタイムを全力札らしく重くし、全力札にしては控えめな能力を強化しました。魔眼「ラプラスの魔」と組み合わせるとライフへのダメージは最大6です。踏切内での立ち往生にご注意下さい。
変更前
ファイター名八雲紫
カード名境符「四重結界」
種類・攻撃力・RT先制・行動・23
テキスト【キャスト時】攻撃札が元々持つ《攻撃》に対して先制したなら、《攻撃》を打ち消す。
【常時】このカードがリキャストゾーンを離れる時、持ち主の控え札にする。
変更後
種類・攻撃力・RT先制・行動・3
テキスト【キャスト時】先制した《攻撃》のハンドへのダメージを2軽減する。
【キャスト時】このターンに相手が次に行う《攻撃》を2軽減する。
運営コメント
事前のアナウンスでは境界の追加するつもりでしたが、妖夢の空観剣「六根清浄斬」との組み合わせた時、紫ミラー戦で持ち主が分からなくなるトラブルが起こることを忘れてました。そこで最強の先制札として1枚で2回守れるカードにしてみました。
変更前
ファイター名八雲紫
カード名結界「魅力的な四重結界」
種類・攻撃力・RT全力・誘発・123(境界)
テキスト【常時】境界-相手のリキャストゾーンに展開する。
【常時】このカードがリキャストゾーンを離れる時、持ち主の控え札にする。
【展開中】このスペルを展開中のプレイヤーが攻撃札をキャストする時、割り込んで処理する。自身のライフを減らさなければ《攻撃》を打ち消す。
変更後
種類・攻撃力・RT通常・誘発・123(境界)
テキスト【常時】境界-相手のリキャストゾーンに展開する。
【常時】このカードがリキャストゾーンを離れる時、持ち主の控え札にする。
【展開中】このスペルを展開中のプレイヤーが《攻撃》する時、割り込んで処理する。自身のライフを減らさなければハンドへのダメージを0まで軽減する。
運営コメント
全力札から通常札に変更となりました。攻撃札への割り込みではなく、あらゆる《攻撃》への割り込みに変更となりました。全力攻撃も先制不可も関係ありません。ただし、打ち消しから軽減への変更となり、『ー/X』の攻撃には対応できないカードです。
変更前
ファイター名アリス・マーガトロイド
カード名人形裁判〜人の形弄びし少女
種類・攻撃力・RT覚醒
テキスト【覚醒時】山札を再構成し、山札から設置札を好きな数だけ選び、リキャストタイムに従って置く。その後、山札をシャッフルする。
【覚醒中】人形「セミオートマトン」(ターン中1回)あなたが展開中の設置札すべてをリフトする。
変更後
種類・攻撃力・RT
テキスト【覚醒時】山札を再構成し、山札から設置札を好きな数だけ選び、リキャストタイムに従って置く。その後、山札をシャッフルする。
【覚醒中】人形「セミオートマトン」通常行動で起動できる。手札1枚を伏せ札にする。あなたが展開中の設置札1枚のリキャストタイムを0にする。(この効果による処理はリフトではない)
運営コメント
人形「セミオートマトン」が一瞬でリキャストしてしまう能力になりました。ライフが3以下というピンチで悠長に設置札を展開している余裕がないため、アリスは設置札を即回収できる能力を持ち、最高の設置札マスターとなります。
変更前
ファイター名アリス・マーガトロイド
カード名魔操「リターンイナニメトネス」
種類・攻撃力・RT先制・行動・23
テキスト【キャスト時】このスペルが先制した時、あなたが展開中の設置札1枚を控え札にし、先制した《攻撃》を打ち消す。その後、あなたは1枚ドローする。(攻撃後処理は打ち消されない)
変更後
種類・攻撃力・RT先制・行動・3
テキスト【キャスト時】先制した《攻撃》のハンドへのダメージを2軽減する。
【キャスト時】あなたは1枚ドローする。
【キャスト時】あなたが展開中の設置札1枚を控え札にしても良い。そうしたならこのカードを手札にする。
運営コメント
変更後は単体で使える2軽減、1ドローのカードになりました。設置札シナジーで手札に戻り、再びキャストできます。新たな条件なし2軽減の先制札です。ただし、こちらはRT3と重いものの、場合によっては連続使用できるカードになりました。
変更前
ファイター名アリス・マーガトロイド
カード名「グランギニョル座の怪人」
種類・攻撃力・RT全力・攻撃・X/1・3
テキスト【常時】Xはあなたが展開中のカードの数に等しい。
【攻撃HIT時】あなたが展開中の設置札が4枚以上あるなら、相手のライフを1にする。
【攻撃HIT時】あなたが展開中のカードをすべてリフトする。
変更後
種類・攻撃力・RT全力・攻撃・2/X・3
テキスト【常時】Xはこのスペルのハンドへのダメージの半分に等しい(端数切り捨て)。
【キャスト時】手札の設置札を好きな数だけ、1枚ずつリキャストタイムを無視してリキャストゾーンに置く。
【キャスト時】あなたが展開中のカードの数だけ、このスペルのハンドへのダメージを1増加する。
【攻撃HIT時】あなたが展開中のカードをすべてリフトする。
運営コメント
ライフを1にする効果がなくなり、キャスト時に手札の設置札を置ける能力が追加されました。また、ハンドへのダメージは展開中のカード数だけ1増加し、ライフへのダメージは増加したハンドへのダメージの最終的な数値の半分に等しい数値です。攻撃力は最大で『8/4』になります。
変更前
ファイター名アリス・マーガトロイド
カード名戦操「ドールズウォー」
種類・攻撃力・RT通常・行動・23
テキスト【キャスト時】あなたは控え札の設置札すべてを手札に戻す。
【キャスト時】このターン中、あなたの設置札が行う《攻撃》は先制不可を得る。
変更後
種類・攻撃力・RT通常・誘発・123
テキスト【キャスト時】あなたは控え札の設置札すべてを手札に戻す。
【展開中】あなたの設置札が行う《攻撃》は先制不可を得る。
【展開中】自身のターン中、あなたがキャストする設置札はリキャストタイム[0]を得る。(展開した後、ただちに回収の処理を行う)
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
設置札サポートを強化しました。設置札をキャストしてすぐ回収できるようになります。よりドールズウォー感が出たんじゃないでしょうか。
変更前
ファイター名十六夜咲夜
カード名時符「プライベートスクウェア」
種類・攻撃力・RT通常・行動・23
テキスト【キャスト時】あなたか相手が展開中のカード1枚をリフトする。
【キャスト時】手品-相手の手札が3枚以上なら、あなたのリキャストゾーン[Ⅱ][Ⅲ]のカードを2枚までリフトする。
変更後
種類・攻撃力・RT
テキスト【キャスト時】あなたか相手が展開中のカード1枚をリフトする。この効果でリキャストタイムが0になったカードは【回収時】効果を解決せず、ただちに回収の処理を行う。
【キャスト時】手品-相手の手札が3枚以上なら、あなたのリキャストゾーン[Ⅱ][Ⅲ]のカードを2枚までリフトする。
運営コメント
能力を追加しました。リフトする能力を持ったカードの中でも、時符「プライベートスクウェア」は二番目の【キャスト時】能力を発揮できるかどうか曖昧な書き方をしていました。今まで裁定ならキャストしたカードを展開するまで処理が終わってから、回収の処理に移ります。つまり、発揮できないということです。ですが、それはカードの意図に反するので、能力を追加したのが今回の変更です。結果的に誘発札の回収サポートができるカードになりました。
変更前
ファイター名チルノ
カード名雪符「ダイアモンドブリザード」
種類・攻撃力・RT全力・誘発・3
テキスト【展開中】このカードは裏向きにならない。
【展開中】あなたの「氷結」の効果が処理されるたび、『1/1』の《攻撃》を行う。
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
種類・攻撃力・RT
テキスト【展開中】このカードは裏向きにならない。
【展開中】あなたの「氷結」の効果が処理されるたび、『1/1』の《攻撃》を2回行う。
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
氷結で誘発する攻撃が2回になりました。通常行動で氷結できるカードが3枚しかないことと、グレートクラッシャーのバーン軸が手軽で強いため、ほとんど採用されないカードでした。氷結連撃軸を再評価して頂けるようパワーアップしています。
変更前
ファイター名パチュリー・ノーレッジ
カード名火&土符「ラーヴァクロムレク」
種類・攻撃力・RT通常・誘発・1
テキスト【展開中】相手が《攻撃》した時、それが先制不可でなければ《攻撃を》打ち消す。その後、このカードを控え札にする。(攻撃後処理は打ち消されない)
【回収時】このカードを控え札にする。
変更後
種類・攻撃力・RT
テキスト【展開中】あなたは先制できない。
【展開中】相手が《攻撃》する時、割り込んで処理する。それが先制不可でなければ《攻撃を》打ち消す。その後、このカードを控え札にする。(攻撃後処理は打ち消されない)
【回収時】このカードを控え札にする。
運営コメント
先制できない効果を追加しました。これからは手札や覚醒札の先制タイミングで使用するカードや能力を使えません。火&土符「ラーヴァクロムレク」は《攻撃》に割り込んで処理するカードです。従来のテキストだと、割り込んで処理するから先制タイミングは失われていないので、打ち消された攻撃に先制できました。良くないですね。

変更の意図1 紫とアリスの強化

今回の変更は使用率が低い八雲紫とアリス・マーガトロイドの強化を中心に行いました。
この2体の使用率が低い理由は4つあると考えています。

  1. 使ってみたいと思わせるカードの不足
  2. どう使えばいいのか分からないカードが多い
  3. シンプルに対チルノ戦で弱い
  4. チルノ以外にも弱い

いずれもファイターのコンセプトが原因です。
紫はリキャストゾーン操作、アリスは設置札操作で、どちらもリキャストゾーン封じに特化したチルノを相手取ると戦いづらくなります。

問題はチルノ以外にも弱い点です。
紫、アリス以外のファイターが強いのには理由はあります。
達成条件がゆるくて一発の火力が大きいカードを持っている点です。

なので、紫、アリスにも一発の火力が大きいカードを持たせました。
また、より早い動きが展開できるようになったり、守りを強化したり、ファイターごとの特徴を尖らせる方向でのアップデートを図っています。

変更の意図2 裁定の定義付け

カードゲームは処理順が重要になります。カードが増える度、想定外の処理が増えてルールが複雑化するのです。そうならないために処理順のルールを定めました。これはカードデザイン段階でコントロールするものです。プレイヤーの皆さんが覚える必要はありません。

具体的には以下の項目で細かく裁定を定義づけました。

  • テキストの処理順
  • カードの処理順
  • 「割り込んで処理する」
  • 「打ち消す」
  • 【展開中】
  • 【常時】

そういう定義づけの中で、時符「プライベートスクウェア」や火&土符「ラーヴァクロムレク」などが原則と反するため、効果を追加・変更しています。

今後も遊んでいて引っかかるような効果は変更をしていく予定です。

カードイラストの差し替え

いくつかのカードイラストを差し替えました。
カードがパッと見で判別できないので、判別できるようにするためです。
プレイ時間の短縮につながれば良いと思っています。

差し替えたのは、霊夢、紫です。
魔理沙がまだ制作途中ですが、出来上がっているものだけ差し替えました。
全ファイターを差し替えていく予定ですので、次の更新をお待ち下さい。

変更に伴うカードセット配布バージョンの更新

変更に伴い、Discord対戦部屋で使用できるカードセットのバージョンが変わります。
各自、Discordカード配布チャンネルから最新のzipデータをダウンロードしてください。

今後について

リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。

引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。

また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。

次回のカード能力の変更の予定日は2021年5月31日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。

今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。

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