バージョン106更新情報とバージョン105のカード使用率
こんにちは、サイとです。
バージョン106を更新しました。
バージョン106の要点
- カードテキストを更新した
- イラストが追加された
- 「反魂蝶」カウンターが追加された
カードテキストを更新した
カードテキストを更新しました。
詳しくは当該記事をご覧ください。
イラストが追加された
開発初期のカードはイラストを使いまわしており、一部のカードはイラストでカードを判別することはできません。
バージョン106の更新に伴い、いくつかのカードイラストを更新しました。
dairi&はるか様の素材を使っていることには変わりありませんが、エフェクトを付けたり小物を入れたり、判別しやすくなるようにしています。
時間の都合でまだ全カードを更新できていません。
次の更新までお待ちいただけると幸いです。何卒ご容赦下さいませ。
「反魂蝶」カウンターが追加された
プレイマットの脇に幽々子のイラストと桜のカウンターを配置しました。
これは幽々子を使用する際に、攻撃回数を記録するためのものです。
幽々子を使うプレイヤーは、「反魂蝶」の有無に関わらず出来るだけカウンターをご利用いただくと不便がないかと思います。
事前にトラブルを避けるため、カウンターを使わない時は相手に許可を取りましょう。
カードの配布場所について
カードの配布場所はDiscordのカード配布チャンネルです。
Google DriveからZIPファイルをダウンロードしてください。
カード使用率リスト
2021年4月に使用されたバージョン105のカード使用率を発表します。
初の緊急更新があった月
3月末の更新で新ファイター「パチュリー・ノーレッジ」が追加されました。
しかし、カードテキストの調整に不備があり、ゲームバランスの崩壊を招いています。
そこで緊急更新として、「パチュリー・ノーレッジ」に1週間の使用禁止期間を設け、現在のテキストへ修正しました。
ゲームバランスの崩壊を招く更新は、今後も発生します。
その都度、運営はゲーム環境を迅速に適正化します。
今回は1週間で適正化することができました。
ゲームバランス調整のためにご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
今引きを促す能力はゲームの快感を高めることに成功した
【キャスト時】1枚ドローし、手札1枚を選んで伏せ札にする。【展開時】詠唱-リキャストゾーン[Ⅲ]に展開したなら、このターンにあなたが次に行う《攻撃》はハンドへのダメージを2増加する。
【展開時】詠唱-リキャストゾーン[Ⅲ]に展開したなら、1枚ドローし、手札1枚を選んで伏せ札にする。
どちらも使用率が30%以上を記録し、プレイヤーが手札交換を重視する傾向があることを認識いたしました。
手札交換は覚醒札のラクトガール ~ 少女密室を機能させるための能力として捉えており、予想以上に使われた結果を見て考えを改めています。
つまり、今引きを促す能力として手札交換は使われているということです。
状況ごとに欲しいカードを引き当てるプレイングは運の要素が高く、決して勝利を確実にするためのものではありません。
しかし、引き当てることができたら気持ち良いのです。
今引きを促す能力はゲームの快感を高めることに成功したと考えています。
反魂蝶OTKデッキの使用率が高まった
先制不可【常時】この《攻撃》がこのターンに行った3回目以降の《攻撃》ならば、このスペルのハンドとライフへのダメージを1増加する。【常時】この《攻撃》がこのターンに行った5回目以降の《攻撃》ならば、さらにこのスペルのハンドとライフへのダメージを1増加する。【攻撃後】この《攻撃》がこのターンに行った8回目以降の《攻撃》ならば、相手は自身のライフを1減らす。
様々なデッキタイプがある中で、無類の打点を誇るのが「反魂蝶OTKデッキ」と称される西行寺幽々子の「反魂蝶」を基幹としたデッキです。
上記のテキストの通り、「反魂蝶」は攻撃回数に応じて強化されます。
「反魂蝶」を含めて手札が9枚(つまり全カードを引ききった状態)あれば「反魂蝶」をキャストして回収し続けるだけで、合計で「18/18」の攻撃力となり、攻撃後にライフを1減らす能力も追加されます。
しかも先制不可が付いているので、先制札による軽減も打ち消しもできません。
このデッキの使用率が高まっています。
「反魂蝶OTK」を達成するためにわざとライフで受けることで手札を増やし、一気に逆転するプレイングが主流になりつつあるようです。
これはパチュリー・ノーレッジの登場により、レミリア・スカーレットと十六夜咲夜の使用率が上がり、ダメージをライフで受けざるを得ない攻撃が増えたからだと考えています。
パチュリー・ノーレッジは紅魔館のファイターをサポートできる能力を持ちます。
たとえばレミリアの重い攻撃を軽くしてあげたり、手札交換しながら伏せ札を肥やして咲夜の能力を使いやすくしたり、戦略を加速させる動きが得意です。
レミリアも咲夜もパチュリーも「反魂蝶OTK」に対する解答を持ちません。
そういう背景から使われやすくなったデッキタイプなのではないかと分析しています。
チルノの使用率の下降は対策が明確だから
チルノの使用率が下がりました。
前月は使用率トップでしたが、全ファイターの使用率では真ん中に居ます。
なぜ使用率が下がったのでしょうか?
それはチルノへの対策が明確だからに他なりません。
しかも大半のファイターが対策できます。
その対策とは、リキャストゾーンにカードを展開しない状態でターンを終えることです。
チルノは氷結という展開中のカードを裏向きにする能力を持ちます。
そして、チルノを相手取る時、最も警戒しなければならないのは氷塊「グレートクラッシャー」です。
【キャスト時】相手のライフをX減らす。Xは展開中で裏向きのカードの枚数を3で割った数に等しい(端数切り捨て)。【キャスト時】展開中で裏向きのカードすべてを控え札にする。
これは最大3点のライフバーン能力を持っています。
決まればライフの半分をグレイズチェックなしに削り取っていく最強のスペル札です。
チルノは全体的に打点が低く、守りも弱いですが、バーンと連続攻撃を得意とします。
今後もバーンを警戒されるでしょう。
しかし、連続攻撃の軸が今回の更新で強化されましたので、ぜひ新しいチルノも使ってみてください。
勝率0%のアリス・マーガトロイド
アリス・マーガトロイドは、4月中、使われた回数が最も少なく、そして勝率0%を記録してしまいました。
決して弱いファイターではないですが、カードが使いづらく、組み合わせづらく、勝ち筋が一つだけである点から、使用率・勝率ともにワーストです。
2020年12月の時点で使用率トップでしたが、2021年に入ってから最下位かブービーを記録しています。
明らかにチルノとの相性が悪いからです。
そしてライフへダメージが入りやすい環境とも相性が悪いです。
運営はゲームスピードを早めるためにライフへダメージが入りやすい環境を歓迎しています。
そのため今後アリスが使われる環境が訪れる見込みは無いです。
今回のカード能力の変更では、アリスの強化を重点的に行いました。
これからの環境でも使えるようにしました。
アリスの新コンセプトは設置札を設置せずに使いこなすファイターです。
ちなみに、使用率が共にワーストである八雲紫は、最も勝率が高いファイターでした。
集計して驚きましたが、1回しか負けてません。
データが少ないので断定できないため、たまたま勝っているだけだと考えています。
今後について
リキャストリフト運営はユーザの対戦データを集計し、東方projectのファンが楽しめるゲーム環境にするため、必要に応じてカード能力を変更します。
引き続きDiscordのスクショ投稿部屋へスクショ投稿をよろしくお願いします。
また、改善要望やリクエストをお待ちしています。Discordの専用チャンネルにてメッセージの投稿をよろしくお願いします。
来月の更新予定日は2021年5月31日です。変更がある場合は事前にお知らせします。その日付以外でも運営が緊急と認めた場合には、カード能力の変更などをすることによってゲーム環境を迅速に適正化します。
今後とも『リキャストリフト』をよろしくお願いします。