魂魄妖夢の特徴とカード解説

 


原作では

「妖怪が鍛えたこの楼観剣に斬れぬものなど、あんまり無い!」

 魂魄妖夢(こんぱくようむ)は冥界の白玉楼に住み込みの庭師です。西行寺幽々子の警護役を務め、剣術指南役も兼ねています。半人半霊という人間と幽霊のハーフでもあります。

 剣術を扱う程度の能力を持ち、長刀『楼観剣』と、短刀『白楼剣』の二振りを操ります。体にまとわせている白いものは半霊で、妖夢のもう一つの体です。基本は一刀流の剣術を扱いますが、半身を人形に変形させて二人一役の二刀流となります。

 西行寺幽々子の従者らしく真面目で真っ直ぐな正確です。しかし、天然な部分があり、未熟な面を幻想郷の他の面子からかわれたりしています。

立ち回り

使いやすさ:★★★★★

 魂魄妖夢はとにかく攻撃するファイターです。きちんと構えていれば目にも留まらぬ速さで斬ることができます。ライフに6ダメージを与える能力や先制攻撃を付与する能力を持つので、とにかく攻撃を振り回したい人にオススメのファイターです。

剣術を扱う程度の能力

 リキャストリフトにおける魂魄妖夢は、連続攻撃を得意としています。ほとんどのカードが1枚で2回以上の攻撃を行い、攻撃を受けきれなくなった相手にトドメの一撃をお見舞いするムーヴが鉄板です。

 また、妖夢は相手の手札を斬ります。『2/ー』の攻撃札は確実に相手の手札を落とすことができます。

二刀流
このスペルが先制されていないなら、追加効果を得る。

 魂魄妖夢の二刀流はシンプルです。相手が先制されなければ、二刀流は自動で発動します。

 妖夢の二刀流は先制不可と相性抜群です。

広有射怪鳥事〜Till When?



【覚醒時】あなたが展開中のカードを1枚まで手札にする。この効果で回収時効果は解決しない。
【覚醒中】「反射下界斬」通常行動で起動できる。手札を1枚伏せ札にする。『1/ー』の《攻撃》を行う。

できるだけ展開してから使う

 このゲームは覚醒するまで、相手に覚醒札を秘密にする。たくさんカードを展開することで、相手にこれ以上のキャストは無いと油断させよう。そのスキを狙うのも妖夢の得意戦法だ。

ハンデスで先制を阻止する

 妖夢の弱点は攻撃力の軽減なので、絶対に先制されたくない。そういう時はまず覚醒中能力「反射下界斬」を使って相手の手札を落としておこう。この覚醒中能力の良いところは、相手のライフに攻撃しないので先制のスキを与えない点だ。

人符「現世斬」

(構築制限)グレイズを持つカードはデッキに1枚まで。
グレイズ-ダメージチェックでこのカードを引いたなら公開してもよい。そうしたならばライフへの攻撃はHITしない。

最初にキャストして安全を確認する

 手札2枚を落とす能力で有無を言わさず先制札もろとも伏せ札に送れるので、次の攻撃に繋げやすい。決まりづらい【攻撃HIT時】能力を持つカードと組み合わせると威力を発揮するだろう。

ハンドへのダメージを増やしてハンデス

 ハンドへのダメージを増やせば強力なハンデスを飛ばせる。ハンデスした後は絶対に当てたい攻撃に繋げると良いだろう。相手のファイターにもよるが、グレイズ札として運用するよりハンデス目的に運用した方が却って守りが堅いこともある。

剣伎「桜花閃々」

【攻撃後】二刀流-このスペルが先制されていないなら、『軽減無効、1/1』の《攻撃》を行う。

魅せ技であり見せ技

 格好良いスペル名だが、白玉楼の庭で桜の手入れ中に閃いたからこのネーミング。格好良い技名につられた相手に先制札を切らせよう。先制札なしの相手なら、この妖刀に斬れないものはあんまり無い。

『2/1』より弱い

 攻撃力の合計値を見ると『2/1』になるが、最初の『1/0』は有って無いようなもの。『軽減無効、1/1』を撃つための1枚だ。ただし、最初の『1/0』を先制されると二刀流が不発するので注意しよう。

断命剣「冥想斬」

【攻撃後】二刀流-このスペルの元々持つ攻撃力で攻撃したなら、このターンにあなたが次に行う《攻撃》は軽減無効を得る。

とりあえず斬る

 ここまで読んだならお分かりの通り、妖夢の《攻撃》に軽減無効を持たすことができたら向かうところ敵なしである。断命剣「冥想斬」自身は先制不可を持たないので先制される。そのため次の《攻撃》を示唆するため先制札を無駄撃ちさせやすい。とりあえず斬ろう。

魂符「幽明の苦輪」

【攻撃後】二刀流-このスペルが先制されていないなら、『1/1』の《攻撃》を3回行う。

実質『4/3』以上の攻撃性能

 元々持つ攻撃力『1/0』と二刀流で追加される『1/1』『1/1』『1/1』を合計すると『4/3』になる。しかも、グレイズチェックを3回に分割するので、確実にライフを削れる優秀なカードだ。

二刀流を必ず発動させる

 一撃目に失敗して二刀流を発動できない弱点を補わなければならない。ここまで紹介したカードすべては、魂符「幽明の苦輪」を決めるための布石だ。ハンド0枚、先制不可、あらゆる手を尽くして攻撃を成功させよう。

断霊剣「成仏得脱斬」

【攻撃後】二刀流-このスペルが先制されていないなら、先制した《攻撃》のハンドへのダメージを2軽減する。

先制札としての性能はイマイチ

 リキャストタイム[Ⅰ]のカードに関わらず、2軽減できる。ただし、このカード自身が《攻撃》するため逆に先制される可能性がある。先制時限定の効果は強力なものが多い。上手く相手に利用されないように気をつけよう。

通常行動でキャストしても無意味

 まず『1/0』はライフ受けされるので、通常行動では使い物にならない先制攻撃札だと心得ておこう。

空観剣「六根清浄斬」

【展開中】あなたは先制以外で先制札をキャストできない。
【展開中】リフトした時、あなたの展開中の先制札1枚を控え札にしても良い。そうしたなら、このカードのリキャストタイムを1増加する。
【展開中】あなたの先制札はキャスト中、攻撃力とテキストを失い、先制を持つ『ー/X』の攻撃札となり、以下のテキストに変化する。
・【常時】Xはこのカードの持つリキャストタイムの最小の数に等しい。
・【攻撃後】このスペルの攻撃がHITしていないなら、『先制不可、X/ー』の《攻撃》を行う。
【回収時】このカードを控え札にする。

最強のカウンター技

 先制札すべてを超攻撃的なカードに変化させる。ハンドで受けられない《攻撃》だ。グレイズしてもきっちりハンドは落としていく。どのファイターも最低1枚は先制札を持っているため、どんなデッキでも先制札からの一転攻勢が狙えるはずだ。

守りを捨てて切り札として運用する

 先制札が元々持っていたテキストが失われるので、軽減や打ち消しといった守りに特化した先制札らしい能力は使えなくなる。しかし、デッキ中の先制札がすべて切り札だと言って良い。負ける前に勝とう。

魂魄「幽明求聞持聡明の法」

【展開中】あなたがライフにダメージを受けた時、このカードを手札にする。
【攻撃後】『1/1』の《攻撃》を4回行う。
【回収時】このカードを控え札にする。

実質『5/5』の攻撃性能だが、期待値は『ー/1』~『ー/3』

 『1/1』5回分で合計『5/5』となるが、即ちリーサルというわけではない。相手はダメージを分割して受けることができる。少なくとも3回はハンドで受けられてしまう。また、相手が始めから持っていたハンドの数だけ攻撃はライフに届かない。

牽制のために展開を維持する

 それでも魂魄「幽明求聞持聡明の法」は相手の脅威になる。これだけ強力な攻撃を行うにも関わらず通常札なので、剥がされる度に展開して牽制し続けよう。手札が悪い時でも伏せ札にしてこれをリフトして攻撃の足しにしても大丈夫だ。

いかに先制されないか

強力な『1/1』4連打は【攻撃後】能力。打ち消された時、【攻撃後】能力は解決されないので注意しよう。

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