十六夜咲夜の特徴とカード解説
原作では
「あなたの時間も私のもの・・・。古風な魔女に勝ち目は、無い」
十六夜咲夜は紅魔館でレミリア・スカーレットに仕えるメイド長です。紅魔館の家事一切を引き受けています。
時間を操る程度の能力を持ち、時間を止めて自分だけ動いたり、時間の流れを遅くして超高速で動いたりできます。攻撃手段は体術やナイフ投げです。特技の手品は、タネは無いけど時を操る仕掛けがあります。
メイドとして仕事は完璧で、気品があって従者としてこれ以上ない程です。一方で人との交流は少なく、物事を近視眼的に見る所があります。マイペースな天然系キャラで、あまり周囲と話が合いません。
立ち回り
使いやすさ：★★★★☆
十六夜咲夜はエクストラターンを得ることができるファイターです。ライフでしか受けられない《攻撃》やフェイズのスキップ、リキャストタイムの操作などができます。ゲームをコントロールしたい人向けのファイターです。
時間を操る程度の能力
リキャストリフトにおける十六夜咲夜は、ターンやフェイズ、リキャストタイムを操ります。ゲームの根幹システムに影響を及ぼす反則級の能力です。
ただし、彼女の強さはそれだけではありません。それは『ー／１』で《攻撃》するカードを３枚持つ点です。
時間を操り、不可避の攻撃をしましょう。このゲームを支配するのはあなたです。
手品
相手の手札が３枚以上なら、いくつかのカードが強化される。
十六夜咲夜の手品は準備が必要です。リキャストリフトではターン終了時に手札が２枚になるので、あなたは相手の手札を１枚増やさねばなりません。
月時計~Luna Dial
【覚醒時】あなたは伏せ札を見て、１枚手札に戻す。
【覚醒中】「マジックスターソード」通常行動で起動できる。手品‐相手の手札が３枚以上なら、手札を１枚伏せ札にする。『ー／１』の《攻撃》を行う。
伏せ札が２枚以上ある時に覚醒する
【覚醒時】能力を活かすため、伏せ札が２枚以上ある時に覚醒したい。伏せ札にどんなカードがあるかは把握しておくと良いが、別に覚えていなくても手札は単純な火力やリフトのコストにできる。
「マジックスターソード」のリーサルを意識する
十六夜咲夜は択が多くて、【覚醒中】能力を忘れがち。覚醒後は常にリーサルを意識しよう。
幻幽「ジャック・ザ・ルビドレ」
（構築制限）グレイズを持つカードはデッキに１枚まで。グレイズ-ダメージチェックでこのカードを引いたなら公開してもよい。そうしたならばライフへの攻撃はHITしない。
手品の起点とする
素のスタッツが『ー／１』の攻撃札。相手の手札を３枚以上にするカードとして、これ以上にない能力を持っている。
リキャストタイムが［Ⅲ］で重たいが、リキャストタイム操作がしやすい十六夜咲夜ならあまり致命的ではない。
手品の起点とする場合、グレイズ札としての運用はしない。
グレイズ札として運用するならキャストしない
リキャストタイム［Ⅲ］が致命的。グレイズ札として運用するなら、キャストしないのが無難だ。
幻符「殺人ドール」
【常時】手品-相手の手札が３枚以上なら、このスペルの攻撃力は『ー／１』となり、グレイズチェックを行わない。
手品を達成した状態で使う
グレイズチェックを行わないので、相手の手札を増やさずライフを減らせる。
十六夜咲夜はコストが重い攻撃札ばかり持つ。牽制は要らない。常にライフを減らすつもりで攻撃していこう。
強力なコンボパーツ
レミリア・スカーレットの夜符「バッドレディスクランブル」や魂魄妖夢の覚醒札と組み合わせると、グレイズチェックを行わずに相手のライフを２減らせる。他にもコンボできるかもしれない。様々な可能性を秘めた一枚だ。
先攻１ターン目から使える
時計「ルナダイアル」
【攻撃HIT時】先制した《攻撃》を打ち消し、メインフェイズを終了する。（攻撃後処理は打ち消されない）
打ち消し＋メインフェイズを終了が超強力
最強先制札の一角。【攻撃HIT時】能力が達成できれば《全力攻撃》も打ち消せる。
自分のターンに使うとデメリット
自分のターンに使うと自分のメインフェイズが終了する。
奇術「エターナルミーク」
【キャスト時】あなたは伏せ札を見て、１枚手札にする。手品-相手の手札が３枚以上なら、上記の効果は伏せ札だけでなく控え札からも選べる。
伏せ札を第二の手札であるかのように扱う
十六夜咲夜の前では、どんなコンボも容易い。前ターンに使えなかったカードやコストとして使用したカードを回収できるからだ。
デッキの再現性を高め、あらゆる局面から次のコンボに繋げられる。もちろん、「咲夜の世界」にも。
伏せ札がない時は空撃ちしても良い
伏せ札がある時までリキャストゾーンに置いておこう。ただし、このカードを回収するために伏せ札を増やすのはまるで意味がないので、カード能力での回収や自然と手札に戻ってくるまで待つように。
時符「プライベートスクウェア」
【キャスト時】あなたか相手が展開中のカード１枚をリフトする。この効果でリキャストタイムが０になった全力でないカードは【回収時】効果を解決せず、ただちに回収の処理を行う。【キャスト時】手品-相手の手札が３枚以上なら、あなたのリキャストゾーン［Ⅱ］［Ⅲ］のカードを２枚までリフトする。
相手のカードもリフトできる
相手のリキャストタイム［Ⅰ］のカードをリフトし、相手の手札に回収させることができる。
誘発ループの起点
誘発札は回収時に控え札になるが、一段目の【キャスト時】効果でリキャストタイム［０］になればそのまま手札に回収できるようになる。もう一回遊べるドン！
手品の効果を最大限に使う
リキャストタイム［Ⅱ］［Ⅲ］にカードが２枚ある時に使おう。
時符「咲夜特製ストップウォッチ」
【展開中】あなたが自分のターンの最初に行う《攻撃》は先制不可を得る。【展開中】あなたのターン終了時、手品-相手の手札が３枚以上なら、相手はメインフェイズからターンを開始する。【回収時】このカードを控え札にする。
相手が誘発札を展開していない時に使う
相手のドロー＆リフトフェイズをスキップするため、ドローもリフトもされなくなる。相手が誘発札を展開中に使うのは悪手になる。
全力攻撃や通しにくい攻撃を通す
バージョン109から追加された能力により、自身の初動に先制不可を付与する。全力攻撃や先制で効果を失う可能性のある幻符「殺人ドール」などを大いにサポートできるようになった。
「咲夜の世界」
【展開中】ターン終了時、あなたは新たにターンを開始する。【展開中】あなたはドローできない。【回収時】このカードを控え札にする。
最大３ターンの時間停止
最大３ターンずっと自分のターンになる破格のカード。ただし、全力札をキャストしたターンは他に何もできない。手札が多くても無駄になりがちなので注意。
エクストラターンを有効に使おう
リキャストゾーンに何枚かカードを展開している状態でないと、「咲夜の世界」はうまく機能しない。ドローできないデメリットがあるからだ。
「ドローできない」はダメージチェックもできない
【展開中】能力のドローできない効果は、自身のダメージチェックにも適用される。つまり、相手の《攻撃》をライフで受けても手札が増えない。
