第4回:リーサルを狙えるまで細かくライフを削る

序盤は勝ってたのに逆転負けする!
この記事はそんな悩みを解決する初心者向けの講座です。

相手がデッキを引き切った状態は超危険!?

本ゲームでは、ライフでダメージを受けると手札が増えます。
重要なのはライフでダメージを受けるかどうかをプレイヤーが決めることができる点です。

つまり、攻撃を受ける側に手札を増やすかどうかの選択権があります。
しかも増やした手札はそのまま自分のターンまで持ち越しです。

やられる前にやればいいんだよ!

本当にそうでしょうか?
ためしに先攻1ターン目から6連続攻撃を仕掛けてみましょう。

【展開中】あなたがライフにダメージを受けた時、このカードを手札にする。
【回収時】『1/1』の《攻撃》を6回行う。
(カウンター代わりに、このスペルが1回《攻撃》するごとにリキャストゾーン[0]でこのカードを90°右回転する)
【回収時】このカードを捨て札にする。
ライフの上限は「6」ですから、6回攻撃=勝ちみたいな感じしますよね。
でもこれが現実。


上の図は魂魄「幽明求聞持聡明の法」で6回攻撃した後の図です。
すべてライフ受けされ、うち1回グレイズ札が出ています。

こちらの手札は0枚です。
リキャストタイム[Ⅲ]の魂魄「幽明求聞持聡明の法」をリフトするために、初期手札3枚から2枚を伏せ札にし、その後リフレッシュを行った状態です。

もうあとはお分かりですね?

むやみに攻撃すると反撃されやすくなります

なるほど、これは勝てない!

リーサルを狙えるまで細かくライフを削る

「リーサル」とは「勝利が確定している状態」のことです。
「死の」や「致命的な」を意味する英語が元になっています。
カードゲームでの使い方は「王手」や「チェックメイト」に相当します。
リキャストリフトでは、ライフを0にするなどで勝てる状態です。
相手ライフの残りが1~2になったらリーサルを狙えると言えます。

もちろんデッキによってリーサルが違います。
たとえば廃線「ぶらり廃駅下車の旅」のリーサルは1~3です。


【キャスト時】相手が展開中のカードすべてのリキャストタイムを1増加する。その後、『ー/1』の《全力攻撃》をX回行う。Xは上記の効果で捨て札になったカードの数に等しい。
『ー/1』は相手が「ハンドで受ける」を選択できない攻撃です。
それで最大3回攻撃できます。

自分のデッキに入っているカードが持つリーサルを覚えておきましょう。
「勝てるのにリーサルを見逃した」なんてことが減ります。

同じことを繰り返しますが、相手の手札が増えた状態は非常に危険です。
相手に反撃されないように自分のリーサルまで相手のライフを削りましょう。

毎ターン1ダメージずつ与えて、4~5ターン目でリーサルを狙うくらいが理想です。

勝つためにリスクは最小限にするぞ!

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